日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2020年6月21日  聖日礼拝順序 聖霊降臨節第4聖日

大友英樹牧師
2020年6月21日
ルカによる福音書5章17~26節

2020年6月21日 聖日礼拝順序 聖霊降臨節第4聖日

【ホーリネスの群弾圧記念礼拝】

1. 黙祷

2.招詞 詩編32:1

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌166(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編16:7~11

6.祈り(本日は教団伝道推進を祈る聖日です。このことを覚えてお祈りください。)

7.新聖歌 233(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング Still(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 使徒言行録1625

12.聖書 ルカ5章17~26節

13.説教 『あなたの罪は赦された』(声に出して朗読してください)

 イエスさまはその人を支配し、その心を覆っている悪霊に「この人から出ていけ」と叱りつけ、ペトロのしゅうとめの熱を叱りつけて癒されました。その言葉には権威がありました。わたしたちには権威ある言葉が求められます。権威ある言葉が必要です。権威ある言葉に生かされ、支えられることが必要です。わたしたちの心を覆っている様々な言葉に向かって、イエスさまの権威ある言葉が、聖書の権威ある言葉が「この人から出ていけ」と力強く語ってくださいます。イエスさまの言葉には権威がある。イエスさまはその癒しの御業の中で、そのことを明らかにしてくださいました。ただ癒されることが目的ではありません。権威ある言葉に支えられるか、支えられないか。権威ある言葉に生かされるか、生かされないか。イエスさまの権威ということを先週学びました。

 今日の聖書の箇所は、同じようにイエスさまの権威が語られています。24節《人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう》。罪を赦す権威です。この聖書箇所は4人の男たちが中風で寝たきりの人を床に寝かせたまま運んできた物語です。この物語は中風の人の癒しでありますが、それ以上にイエスさまとその場にいたファリサイ派の人々や律法学者たちとの間の、静かな戦い、論争ということが主題となっています。イエスさまの癒しの御業を通して、イエスさまがどういうお方なのかということを明らかにしています。

 ある家でイエスさまが教えておられるとき、そこにファリサイ派の人々と律法学者たちと座っていました。彼らは《ガリラヤとユダヤのすべての村、そしてエルサレムから来たのである》とありますから、かなりの人数であったかもしれません。まだイエスさまの宣教をはじめられて初めのころです。ペトロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネの最初の4人の弟子を選ばれたばかりです。しかしすでにイエスさまのうわさが広がって、多くの人々が教えを聞きに、癒していただくために集まっていました。そうしたうわさはエルサレムにまで届いたということでしょう。どういう人物かを確かめにファリサイ派や律法学者という庶民の指導者であった彼らもやってきたということでありましょう。そのとき4人の男が中風で寝たきりの人を床に寝かせたまま運んできたのであります。しかしすでにそこは群衆に阻まれて、その家に近づくことができません。そこで彼らはその家の屋根に上がって、瓦をはがしたというのです。屋根の瓦と言っても、わたしたちが考えるようなものではなくて、屋根は平らで比較的簡単にはがすことができたようです。床ごとつり降ろしたということですから、ずいぶん大きな穴をあけたことになります。聖書にはありませんが、おそらく4人の男はつり降ろしながら、「イエスさま、この人を癒してください」と熱心に懇願して、イエスさまの前に降ろしていったことでありましょう。それはイエスさまとファリサイ派や律法学者たちとの間に割って入るような出来事です。それはイエスさまと彼らの間の静かな戦いの火ぶたが切って落とされるからです。イエスさまは4人の男たちの信仰を見て、さらにつり降ろされてきた病人の信仰をも見て、「人よ、あなたの罪は赦された」と言われます。このイエスさまの言葉だけ聞くと、この人が病気であるのはこの人の罪の故であるとも聞こえます。当時の人々の考えには、そうした考えがありました。病人もそうした罪意識を持っていたようです。そんな民衆や病人の考えに応えるように、イエスさまは「あなたの罪は赦された」と言われるのでしょうか。そういう面もあったかもしれません。もちろん罪のゆえに病気になるということもあるでしょうが、イエスさまはそんなことは考えてはおられませんでした。ヨハネ9章で生まれつき目の見えない人を癒される場面で、両親やこの人が罪を犯したからではない。神の栄光が現われるためであると言われるように、罪と病気ということは切り離して考える必要があります。ではなぜイエスさまはここで「あなたの罪は赦された」と語るのでしょうか。

 ファリサイ派や律法学者たちは、その心の中で考え始めます。「このイエスが病気を癒すということは、神の与えた奇跡的な力を持っているからということができるであろう。しかし罪を赦すと言って神を冒涜するとは何者だ。ただ神のみが罪を赦すことができるのではないか。人々の罪の犠牲をささげる祭司でもないこの男が何を言っているのだろうか」。そんなことを思い巡らしていたということです。イエスさまは彼らの考えを知って、言葉であなたの罪は赦されたと言うのと、起きて歩きなさいと言うのとどちらが易しいか。罪が赦されたというのは目に見えないことですから、起きて歩きなさいと目に見えることうより易しいと考えるか。一般の民衆ならばそう考えたに相違ありません。実際にこの後でイエスさまがこの人を立ち上がらせます。そして神さまを賛美しながら家に帰って行きました。それを目撃した民衆も「今日、驚くべきことを見た」と言って、神さまを賛美し始めました。病気が癒されたということは、罪を赦していただいたという喜びの賛美、驚きの賛美です。ファリサイ派や律法学者たちは、民衆のように純粋ではありませんでした。民衆の考えるように、この人が癒されたということは、この人の罪も赦された。よかった。よかったとはなりません。それはなぜでしょうか。彼らは聖書を重んじ、学び、教える専門家です。イエスさまが語る「あなたの罪は赦された」という言葉、イエスさまが罪を赦す権威をもっているということにぶつかります。ただ病人を癒している奇跡を行う人物ということであれば、何も問題はありません。しかし罪を赦すなどということは、神さまにしかできないことではないか。イエスは自分を神とするのか、「神を冒涜しているではないか」という憤りです。主の力をいただいて病気を癒していたとあるとおり、イエスさまには病気を癒す力がありました。それだけならば何も問題ではありません。それに勝る、神さまだけがもつ権威、罪を赦す権威をもっていることを知らせよう。これが決定的なことです。わたしは罪の赦しの権威をもっている。それはわたしは神であるという宣言です。ルカ福音書ではイエスさまのことを主と呼んでいます。主は旧約聖書では神さまのことです。ルカ福音書はイエスさまが罪の赦しの権威をもつ主である、神であると高らかに宣言します。

 本当に必要なことは病気が癒される以上に、「あなたの罪は赦された」と主から権威ある言葉をかけていただくことです。人間の最大の問題、どうしても解決しなければならない問題は罪の問題です。そして罪が支払う報酬である死の問題です。「あなたの罪は赦された」と仰せられるイエスさまは、わたしの罪の赦しのために十字架にご自身をささげてくださいました。罪を赦す権威を持つお方が、罪の赦しそのものになってくださったのです。それが十字架であり、復活であります。罪を赦す権威を持たれるゆえに、イエスさまの十字架には力があります。罪を赦す力があります。わたしたちはこのイエスさまの権威ある御言葉をしっかりと握っていきたいと思います。「人よ、あなたの罪は赦された」。

 今日はホーリネスの群の弾圧記念礼拝です。78年前、1942年6月26日、天下の悪法と言われる治安維持法違反として、天皇中心の国体を否定するとして130名ほどの牧師たちが検挙を受けました。治安維持法違反としては最大規模の弾圧事件です。獄中死4名、釈放後に命を落とした者、実刑判決で敗戦まで刑務所に入れられた者がありました。教会は解散、教師は退任、信徒は近くの教会へと移されました。赤羽教会も同じように佐藤勇先生は退任、教会解散、教会堂は空襲の延焼を防ぐために取り壊されました。なぜこのような弾圧を経験しなければなかったのか。その理由はよくわからないところがあります。無教会の信徒で、まったく同じ理由で起訴検挙された方は無罪の判決を受けましたが、同じ裁判官がホーリネスの教師には有罪の判決を出しました。3年ほどの弾圧の受難から戦後解放されて、ホーリネスの群として日本キリスト教団に復興して今日に至っています。同じ戦時中に治安維持法で検挙された横浜事件というのがあります。つい最近まで遺族によって裁判が行われてきました。ホーリネスの先生たちは、国家賠償を求めることはありませんでした。実際にそうした裁判を求めても、治安維持法が廃止されてしまったのでどうすることもできませんでした。それよりも再び伝道する喜びに立って、教会の再建に立ち上がったのであります。それはイエスさまのもっておられる罪を赦す権威が教会に託されているからです。本当に必要なことは、この戦後の日本に本当に必要なことは、「あなたの罪は赦された」とイエスさまの罪の赦しを宣べ伝えること、宣言すること、分け与えることにあるからです。戦後のホーリネスの群を導かれた小原十三司先生の思い出集があります。その中に新川広子先生という沖縄から戦後8年ぐらいの頃に献身されて東京聖書学校に学ばれた方が思い出を書いています。あるとき小原先生と電車で訪問に行くときに、先生が物乞いをしている右足を切断した復員兵に同じく右足を切断していた新川先生を紹介しながら伝道したそうです。そしてそのとき新川先生に「人が罪過と罪の中に死んでいる者であること、どのような人のうちにもよいものは全くないことを悟らねばなりません。新川さんがやがて伝道者として遣わされる時があるから、人間の心の全面的な堕落を知らなければなりませんよ。人間は死に失われ破滅し堕落しきっています。新生以外に命を与えられる望みは全くないのです。この真理を把握しているのでなければ、福音の宣教者として成功することはできないのです」と教えてくださったそうです。「あなたの罪は赦された」。このことを語ることができるのは、イエスさまの十字架によってこの宣言を与えられているあなたです。この罪の赦しの権威を託されている教会です。本当に必要なことは、あなたの罪が赦されていることです。そしてあなたの罪は赦されていると宣べ伝えることです。それに比べうるものがありません。(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌446(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝49名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会12名

  ②今週の予定 22日:hi-b.a高校生集会(オンライン企画あり)

             ホザナ園評議員会(浦和別所教会関連児童福祉施設)

23日:東京教区教師資格審査委員会(秋の正教師試験推薦)

24日:「教団創立記念日」(1941.6.24)

聖書研究祈祷会 Ⅰ司会)村山姉 Ⅱ司会)本間兄

25日:東京聖書学校講義

26日:「ホ群弾圧記念日」(1942.6.26)

    埼京放送伝道協力会(オンライン会議)

    リバイバル祈祷会(牧師のみ)

27日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「Still」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます。

・振替口座に送金される方は、献金種別を記載してください。

          振替口座 00170-7-80756 名義 日本基督教団赤羽教会

        ・ゆうちょ銀行口座に送金される方は、メールなどで献金種別をお知らせください。

          店名〇〇八〔読み方 ゼロゼロハチ〕 店番008

          普通預金・口座番号1978382

・⑴先週から聖書研究祈祷会再開(1時間、二人組の祈りなし)

⑵本日から第1礼拝(SS合同)・第2礼拝の再開、日曜日午後の集会は休会

⑶会堂掃除(礼拝後・土曜日)は7月から開始

⑷しばらく礼拝式順序は教会ホームページなどで配信する。

        ・夏期感謝献金(予算65万円)の袋をレターケースに配布しました。上半期の恵みを覚えてささげましょう。

        ・本日は教会も経験した戦時中のホーリネスの群への弾圧を覚える「弾圧記念礼拝」です。1階集会室に関連の図書があります。今年は「弾圧記念聖会」は休会となりました。

  ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時30分:礼拝Ⅰ(SS合同)  子どもメッセージ:大友姉

 ・10時45分:礼拝Ⅱ 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります。

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上 

豊かにあるように アーメン

19.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
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