日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2020年8月16日  聖日礼拝順序 聖霊降臨節第12聖日

大友英樹牧師
2020年8月16日
ガラテヤ6章11-18節

2020年8月16日 聖日礼拝順序 聖霊降臨節第12聖日

1. 黙祷

2.招詞 詩編121:1~

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 168(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編146:1~10

6.祈り

7.新聖歌 120(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング 平和初めて知った(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 使徒言行録1625

12.聖書 ガラテヤ6章11~18節

13.説教 『十字架こそわが誇り』(声に出して朗読してください)

 ガラテヤの信徒への手紙は、戦いの手紙であります。それはイエス・キリストの十字架のみが救いであるという戦いです。この手紙の冒頭に《キリストの恵みへ招いてくださった方から、あなたがたがこんなにも早く離れて、ほかの福音に乗り換えようとしていることに、わたしはあきれ果てています》とありました。さらに3章には《ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか。目の前に、イエス・キリストが十字架につけられた姿ではっきりと示されたではないか》ともあります。パウロはあきれ果てて、ああ物分かりの悪いガラテヤの人たちと溜息をつきながら、イエス・キリストの十字架を差し出します。あなたがたが救われたのは、このイエス・キリストの十字架を信じる信仰によってではないですか。それなのにどうして惑うのか。そんなパウロの肉声が聞こえてくる手紙です。

 実際、もしここでイエス・キリストの十字架のみが救いであるということがあいまいとされてしまったらならばどうでありましょうか。イエスさまの十字架から20年ほど経過していましたが、イエスさまの十字架というものが無駄になってしまいます。なぜかと言えば、この手紙で戦っていたのは、パウロの伝道の後に、ユダヤ人のキリスト者が異邦人のキリスト者であるガラテヤの人々に違った福音を伝えたことからはじまっているからです。それはイエス・キリストの十字架を信じるのみではなくて、律法を守らなくてはならない。特に男性は割礼を受けなければならない。アブラハム以来、神の民の契約のしるしは割礼にありましたから、同じように割礼を受けることで神の民に加えられるというわけです。十字架のみではなくて、十字架と律法にいる救いということです。

 パウロ自身、外国のタルソス生まれのユダヤ人でした。生まれて8日目に割礼を受けたイスラエルの民でいえばベニヤミン属の出身、律法についてはファリサイ派の一員で、律法の専門家、律法の義については非の打ちどころがありませんでした。熱心な点で教会の迫害者と語っています。パウロ自身割礼を身に帯びていて、神の民に加えられていた者です。しかしご承知のように、使徒言行録9章にあるように、迫害の手を伸ばしにダマスコに向かう途上で、天からの啓示を受け、イエス・キリストに出会う経験をします。キリストの迫害者から、キリストの伝道者になります。回心を経験するわけです。その回心はイエス・キリストの十字架を信じる信仰による罪の赦しであります。パウロはダマスコ途上でイエス・キリストに出会って、その十字架によってこのわたしの罪が赦されていることを経験します。イエスさまの十字架がただの処刑として十字架ではないことを知ります。聖書をよく学んでいたパウロでありますから、復活されたイエスさまと出会うことで、十字架かがただの処刑ではないことを知るわけです。目が見えなくなって、ダマスコで過ごした3日間、パウロの脳裏には、聖書の御言葉が次から次へと浮かんできたことでありましょう。復活されたイエスさまの十字架は、聖書が証しするメシアの贖罪、罪の贖い、罪の赦しであることが明らかになります。そしてパウロはただちに《「この人こそ神の子である」と、イエスのことを宣べ伝えた》のであります。パウロが救われたのは、復活されたイエス・キリストの十字架です。十字架がパウロの贖罪であります。ですからパウロの福音は十字架の福音のです。パウロのという以上に、聖書の福音は十字架の福音です。ガラテアの手紙はコリントで書かれたと考えられています、コリントの教会にあてた手紙の中で、《十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です…わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、ユダヤ人であろうがギリシア人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです》。さらに《わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、しかも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです》ともあります。パウロがどこの町でもイエス・キリストの十字架こそ救いであると宣べ伝えていることがわかります。ですからガラテヤの手紙でも同じく十字架を宣べ伝えます。パウロは十字架が誇りであると語ります。14節《しかし、このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません》。十字架こそわが誇りであります。

 今日の聖書の御言葉は、わたしたちも十字架こそわが誇りであると立つことを求めます。ここでは2つのことをはっきりさせることが求められます。一つはこのイエス・キリストの十字架こそが、十字架のみが救いであるということをはっきりさせることです。ガラテヤの教会が経験していることは、十字架と律法ということでした。ユダヤ人キリスト者が十字架のみではなくて、律法も必要で、割礼を受けなければならない。それが神の民の契約のしるしだからと勧めてきます。パウロ先生は救いは十字架のみと言われる。しかしユダヤ人キリスト者は救いは十字架と律法と言われる。十字架を信じるだけではなくて、律法を守らなければならない。割礼を受けて、ユダヤ人にならなければならない。12節のところはわかりづらいところですが、《ただキリストの十字架のゆえに迫害されたくないばかりに、あなたがたに無理やり割礼を受けさせようとしています》というのは、ユダヤ人やユダヤ教の中の一派としてクリスチャンを位置付けようという試みです。ユダヤ人キリスト者としてみれば、わたしたちはきちんとと律法を守っていますというようにユダヤ教の中で生き延びるということが考えられたようです。だからあなたがたガラテヤの異邦人も律法を守り、割礼をうけてユダヤ教の一派に入るようにということです。だから十字架のみということではなくて、十字架と律法を大事にしましょう。

 パウロも律法はいらないと言ってはいません。律法は聖なるもの、善きものですが、律法によっては罪の自覚しか生じない。律法はわたしに罪を明らかにする。ですからパウロは律法の点では落ち度がなかったと言いますが、わたしはいつも罪の自覚しか生じない、罪から解放されることがない、罪の奴隷のなかにあると言います。その罪がイエス・キリストの十字架の贖いによって完全に赦される、それがダマスコ途上でのパウロの経験でした。イエス・キリストの十字架のみがわたしの罪を赦したもう。律法はキリストへ導いていく養育係であって、イエス・キリストの十字架のみが救いである。律法は、十戒のようにわたしたち救われた者がどのように生きるかを教えてくれます。しかしそれが救いに必要なのではありません。

いつの時代も、イエス・キリストの十字架のみということを戦い抜かなければなりません。日本のような多宗教の国では、結局どの宗教も一緒で、目指すところは同じと言われることがあります。そういう中で、イエス・キリストの十字架のみが救いであると告白するとき、キリスト者は戦いを経験します。イエス・キリストのみという狭い領分ではなくて、もっと寛容であるべきだと言われることがあります。もちろん諸宗教を尊重することは大切ではありませんが、イエス・キリストの十字架でも、○○宗でも、救いは一緒であるということは断じてありません。イエス・キリストの十字架のみを誇りとし、十字架のみが救いであることをはっきりとしていくことが求められます。

 二つめにはっきりさせることは、14節の後半からお読みします。《この十字架によって、世はわたしに対し、わたしは世に対してはりつけにされています。割礼の有無は問題ではなく、大切なのは、新しく創造されることです》。14節の後半は、洗礼を受けたクリスチャンの姿です。その具体的な姿が15節で《大切なことは、新しく創造されることです》とあります。新しく創造される。Ⅱコリント5章で、イエス・キリストの十字架によって新しく創造された。古きは過ぎ去り、新しいものが生じた。わたしがイエスさまの十字架に一緒につけられているという救いの恵みだけでなくて、この世界が十字架につけられている。新しく創造されている。それはわたしの見る世界が変わることです。イエス・キリストの十字架によって救われるときに、わたしの生きているこの世界が変わる。この世界は神さまの支配する世界であって、この世界に神さまがイエス・キリストの十字架を突き刺している。わたしたちに救いをもたらすために、わたしの罪を贖い、救いたもうために、イエス・キリストの十字架を与えたもうた。この十字架によって、世界の救いがもたらされ、わたしに救いがもたらされた。新しく創造された。

 わたしたちの世界は救いを求めています。救いはどこにあるかを探しています。イエス・キリストの十字架によって救われ、新しく創造されたわたしたちは、救いはここにある。イエス・キリストの十字架にあることを見出しました。聖書が指し示す世界観をはっきりさせることです。神さの支配、救い、完成という神さまの世界の中で、神さまが何をしてくださっているのかをはっきりさせることです。

《しかし、このわたしには、わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません》。十字架のみが救いです。十字架のみがわたしたちを新しく創造します。イエス・キリストの十字架のみが神さまの救いの世界を見させてくれます。十字架こそわが誇り、ガラテヤの手紙を終えるにあたって、パウロとともに、この御言葉を告白いたしましょう。

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 112(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝63名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会(休会)

  ②今週の予定 18日:教団委員会

19日:聖書研究祈祷会(休会)

22日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「詩篇51篇」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

         HP等への掲載は次週までとなります。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます。

・振替口座に送金される方は、献金種別を記載してください。

          振替口座 00170-7-80756 名義 日本基督教団赤羽教会

        ・ゆうちょ銀行口座に送金される方は、メールなどで献金種別をお知らせください。

          店名〇〇八〔読み方 ゼロゼロハチ〕 店番008

          普通預金・口座番号1978382

       ・⑴会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は〈掃除機〉と〈除菌拭き取り〉、土曜日は可能の方はお願いします。

・8/10(月)、「ホ群ユースワンデーキャンプ」を開催しました。九州から松尾KGK主事の「キリストの光」をテーマにしたメッセージがあり、メイン会場の赤羽教会から賛美リードがありと、オンラインでつなげて行いました。

・今月は「赤羽朝祷会」は休会ですので、お間違えないように気を付けてください。

・8/23(日)、「第40回赤羽夏期聖会」は10時から合同礼拝の形で開催します。祈りつつ、備えていきましょう。

・8/23(日)、22時から教会前の商店街で撮影したNHKBSドラマ「すぐ死ぬんだから」(原作:内館牧子、主演:三田佳子) 全5話で放送されます。

・***** 夏の集会予告 *****

8月23日(日) 「第40回赤羽夏期聖会」(10時から合同礼拝)

        *今年は聖会礼拝のみのプログラムになります。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時30分:礼拝Ⅰ(なし)・SS礼拝  説教)赤岩神学生

 ・10時00分:聖会礼拝 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります。        

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上 

豊かにあるように アーメン

19.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
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