日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2020年10月11日聖日礼拝順序 聖霊降臨節第20聖日

大友英樹牧師
2020年10月11日
民数記 13章25-33節

2020年10月11聖日礼拝順序 聖霊降臨節第20聖日

1. 黙祷

2.招詞 詩編121:1

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 163(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編65:2~5

6.祈り

7.新聖歌 434(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング フットプリンツ(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 使徒言行録1625

12.聖書 民数記13:25~33

13.説教 『父と蜜の流れる地』(声に出して朗読してください)

シナイ山から出発したイスラエルの民は、今カデシュ・バルネアに滞在しています。聖書地図2の出エジプトの道をその場所を確認してください。申命記1章には、シナイ山からカデシュ・バルネアまで11日の道のりであったとあります。200㎞ぐらいの道のりです。カデシュ・バルネアから約束の地、カナンの地に12人の偵察隊が送られることになりました。20節に《それはちょうど、ぶどうの熟す季節であった》とありますから、7月ぐらいであろうと考えられます。荒れ野の旅は、なかなか厳しいものがあります。昼の暑さと夜の寒暖差もありますし、オアシスでなければ水を飲むこともできません。神さまの臨在である雲が昇ると出発し、留まると宿営するということですが、どこに導かれるのか、次の宿営地はどこなのかということもわからずに荒れ野を歩まなければなりません。神の民とはいえ、荒れ野の旅ではつぶやきが生じ、それが溜まって、やがてはちきれてしまう、そうしたことが繰り返されます。

出エジプトしてから地中海沿岸を進んで行けば、そこは通商路がありましたから、旅をするにはよい道のりでした。約束の地までは2週間もかからないで到着できる道です。意気揚々と出エジプトをしたイスラエルの民にとっては、そうした地中海沿岸の道のりであれば、その高揚感を持続しながら、喜び勇んで、神さまがアブラハムに「あなたの子孫にこの地を与える」と約束されたカンナの地を目指して行ったことでありましょう。その頃は、エルサレムに礼拝に行く巡礼者たちが歌った、詩編120編からの「都に上る歌」はありませんでしたが、約束の地に上る歌とでもいうような歌声を響かせながら進んで行ったことでありましょう。しかし神さまはその道ではなくて、南に下がり、シナイ山へと導かれます。それは神の民としての備えをするためです。十戒をいただき、契約を結び、神の民とされて、幕屋を建てて神を礼拝する民とされて、約束の地に出発させたのであります。それは遠回りです。しかも通商路ではありませんから、未知の荒れ野です。そして環境も厳しい荒れ野です。神さまはわざわざそのように荒れ野へと導かれます。それはいったいなぜか。神の民が育てられる。育成されるためです。すぐに地中海沿岸を通って約束の地に入るならば、どんなによかったことでしょうか。しかしそれでは神の民が育成されない。自分が何者なのかがわからないうちに、約束の地に入ってしまうことは、かえってよろしくないということでしょうか。民数記の結論からしますと、出エジプトしたとき成人だった者は、ヨシュアとカレブを除いて、皆荒れ野で死んでしまいます。モーセも約束の地には入れません。神の民の失敗がそのような結果となり、神の民が育成されていく荒れ野の旅が40年となります。神の民にどういうことがあったのでしょうか。

まず第1に不満です。いよいよシナイ山を出発していきました。何が起こったのでしょうか。11章1節《民は主の耳に達するほど、激しく不満を言った》、4節に《民に加わった雑多な他国人は飢えと渇きを訴え、イスラエルの人々も再び泣き言を言った。「誰か肉を食べさせてくれないものか」》。出エジプトのときには、民の苦しむ叫ぶ声が聞こえた。しかし今聞こえるのは、不満の声、泣き言であります。「肉が食べたい」という食欲が沸き起こって、不満が噴出してしまいます。彼らは食べ物がなかったのではありません。毎日必要な分だけ、マナが与えられました。しかしマナだけでは満足しません。肉が、魚が、キュウリ、メロン、ネギ、玉ねぎ、にんにくが忘れられない。その気持ちもわからないではありません。しかしマナという神の恵みを忘れてしまうときに、不満が、泣き言が、呟きが、嘆きが湧いてくる。

11章にはそうした民の不満、泣き言を聞かれて、神さまが《憤られた》と繰り返されます。そして肉としてうずら与えられます。ウズラが2アンマ、1mぐらい積もって、少なくても10ホメル、2㎏を集めた。33節には人々が食べきれずに、肉が歯の間にある間に《主は民に対して憤りを発し、激しい疫病で民を打たれた》ということで、そこを貪欲の墓と呼ばれるようになり、神さまが民の不満、そして貪欲に憤られました。神の恵みを忘れた不満、貪欲、神の民はそうしたことが裁かれ、育成され、警戒しなければならないのです。

二つめは高ぶり、高慢です。不満や貪欲も聖書が語る罪ではありますが、この高ぶり、高慢というのは、罪の中の罪と言ってよいものです。12章にモーセの姉ミリアムと兄アロンが登場します。ミリアムはモーセが3か月のとき、ナイル川に籠に入れられて置かれたとき、エジプト王女がそれに気づいてモーセを引き上げたとき、ミリアムは乳母を連れてきましょうと母親を乳母とさせた功績がありました。アロンは雄弁でモーセに代わって語る者となり、出エジプトのためにエジプト王と渡り合った功績がありました。ミリアムは女預言者と呼ばれ、アロンは祭司の長として幕屋での礼拝の責任者であります。彼らは2節に《主はモーセを通してのみ語られるというのか。我々を通しても語られるのではないか》。わたしは女預言者であり、わたしは雄弁な口を持つものである。なぜモーセだけなのか。我々によっても主は語られるのではないか。出エジプト記33~34章をみますと、モーセは一人幕屋に入り、神さまと語らい、幕屋から出てきて民に語りました。そのときモーセの顔が光を放っていたとあります。神さまの栄光の光が反射して、神が語られるという姿でありました。そんなモーセの姿、働きに嫉妬したのか、羨んだのか。自分たちは姉であり、兄である。女預言者であり、雄弁な祭司である。そのような思いがあふれたのでしょうか。不満が噴出したのでしょうか。《我々を通しても語られるのではないか》、そうした高ぶりが起こる。それは3節に《モーセという人はこの地上の誰にもまさって謙遜であった》という姿とは正反対のものです。

この高慢は何がもたらしたでしょうか。ここにも9節に神さまが憤られたとあります。ミリアムは重い皮膚病にかかって、七日間宿営の外に隔離されるという裁きを受けます。こうしてミリアムやアロンもまた荒れ野において育成されなければならない。神の民は高ぶり、高慢に警戒しなければならないのです。

ここまでの荒れ野の旅において、こうした神の民の実態が明るみに出されて、神の民が養われ、育てられていかなければならないことが明らかになりました。そして13章に入ります。3つめは不信仰です。13章はカデシュ・バルネアから12人の偵察隊が派遣されます。17節に《モーセは彼らをカナンの土地の偵察に遣わすにあたってこう命じた。「ネゲブに上り、さらに山を登って行き、その土地がどんな所か調べて来なさい。そこの住民は強いか弱いか、人数が多いか少ないか、彼らの住む土地が良いか悪いか、彼らの住む町がどんな様子か、天幕を張っているのか城壁があるのか、土地はどうか、肥えているかやせているか、木が茂っているか否かを。あなたたちは雄々しく行き、その土地の果物を取って来なさい」》。このように命じられて、彼らは出かけていきます。21節の地名は、カナンの地の南から北までを意味します。22節はかつてアブラハムも住み、埋葬されているヘブロンの町の様子が語られています。

彼らは大きなぶどうの房を二人で担いで帰ってきました。そして報告します。27節《わたしたちは、あなたの遣わされた地方に行って来ました。そこは乳と蜜の流れる所でした。これがそこの果物です。しかし、その土地の住民は強く、町という町は城壁に囲まれ、大層大きく、しかもアナク人の「子孫さえ見かけました。ネゲブ地方にはアマレク人、山地にはヘト人、エブス人、アモリ人、海岸地方およびヨルダン沿岸地方にはカナン人が住んでいます」》。乳と蜜の流れる素晴らしい地です。しかし28節から報告していることがなければの話です。彼らがいなかったら、素晴らしい乳と蜜の流れる地です。さらに32節では《イスラエルの人々の間に、偵察して来た土地について悪い情報を流した》とあって、アナク人はネフィリム、巨人だと言うのです。彼らがいなければ、乳と蜜の流れる素晴らしい地です。そんな報告、悪い情報に、14章1節には《共同体全体は声を上げて叫び、民は夜通し泣き言を言った》と続いていきます。

そんな中で12人の偵察隊の一人カレブが、14章に入るとヨシュアも加わりますが、ここではカレブが30節で《断然上って行くべきです。そこを占領しましょう。必ず勝てます》と語ります。カレブはそ「そこを占領しましょう」と強く言いますが、これは「相続する」という言葉です。創世記15章でアブラハムがあなたに子孫は星のようになるとの神さまの約束を信じた。それが義と認められたとありますが、そのあとに神さまの約束があります。《あたしはあなたをカルデアのウルから導き出した主である。わたしはあなたにこの土地を与え、それを継がせる》、この土地を継がせるです。神さまはアブラハムにこの地、カナンの地、乳と蜜の流れる地、それを継がせると約束されました。それゆえに約束の地なのです。カレブが《断然上って行くべきです。そこを相続しましょう》と語るのは、この神さまのアブラハムへの約束を相続しようという信仰の告白です。断然上っていく。これは顔を上げて上っていくのです。カデシュ・バルネアからヘブロンは500~800m高い所にありますから、顔を上にあげて約束の地を相続しましょう。顔を上げよ、神さのアブラハムへの約束を思い起こせ。同じ状況を見ても、神の約束に顔を上げるか、神の約束を見失って、彼らがいなければと顔を下げるか。信仰に立つか、不信仰によろめくか。ここでは神の民は不信仰によろめいてしまいます。その結果は、目の前に乳と蜜の流れる地があるますが、そこから向きをかえて40年の荒野の旅へとつながります。そして約束の地に入ることができなくなります。ヘブライ3章19節に、この時のことを指し示しながら、《彼らが安息にあずかることができなかったは、不信仰のせいであったことがわたしたちに分かるのです》とあります。神の民は荒れ野の旅において不信仰を正され、信仰の民として育成されなければならない、不信仰ということに警戒しなければならないのです。

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 347(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝64名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会13名

  ②今週の予定 13日:北東京シティクリスマス実行委員会(赤羽)

14日:聖書研究祈祷会

15日:東京聖書学校講義

17日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「I can only imagine」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

         HP等への掲載は次週までとなります。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます。

・振替口座に送金される方は、献金種別を記載してください。

          振替口座 00170-7-80756 名義 日本基督教団赤羽教会

        ・ゆうちょ銀行口座に送金される方は、メールなどで献金種別をお知らせください。

          店名〇〇八〔読み方 ゼロゼロハチ〕 店番008

          普通預金・口座番号1978382

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は〈掃除機〉と〈除菌拭き取り〉、土曜日は可能の方はお願いします。

       ・「オープンチャーチ」(10/25)のために、「祈りの栞」を用いて連鎖祈祷のときをもちましょう (受付にカードを入れてください)。チラシは必要な分をお持ちくださり、お用い下さい。

・10/6(火)、コロナ禍にあるため「ホ群信徒教師共同セミナー」がオンラインで行われ、研修と交わりのときを持ちました。教会からは永家姉、村山姉、大友師が参加しました。

・本日、赤岩神学生は神学校日派遣として七里教会(牧師はホ群の小林師)での奉仕です。次週、礼拝Ⅱでは森下神学生を神学校日派遣として迎えます。

・本日、「聖城10月号」を配布しました。ご愛読ください。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時 30分:礼拝Ⅰ 説教)大友師 子どもメッセージ)赤岩神学生

 ・10時45分:礼拝Ⅱ 説教)森下神学生

        ・礼拝以外の集会は休会となります

        ・各部例会(短く報告と祈り)、臨時役員会

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上 

豊かにあるように アーメン

19.黙祷

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