日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2020年10月18日聖日礼拝順序 聖霊降臨節第21聖日

大友英樹牧師
2020年10月18日
創世記 25章19-26節

2020年10月18聖日礼拝順序 聖霊降臨節第21聖日

1. 黙祷

2.招詞 詩編95

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 21(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編73:21~28

6.祈り

7.新聖歌 437(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング フットプリンツ(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 使徒言行録1625

12.聖書 創世記25:19~26

13.説教 『主の御心を尋ねて』(声に出して朗読してください)

創世記25章~28章に語られるイサクの息子たち、エサウとヤコブという双子の物語を通して、主なる神さまの御心、選び、導きということを学びたいと思います。

イサクは結婚して20年後、60歳のときに双子の息子が生まれます。この双子の誕生はエドム人とユダヤ人の民族の起源となったと語られています(23、25、30節)。特にここではエサウとヤコブの双子の間が、その性質において異なっていることが対照的に語られています。

それはヤコブがエサウのかかとをつかんで生まれたときから相争うような双子のように描かれていますが、その相違があらわれるのは大人になってからでした。エサウは生まれたときから毛深く赤い肌をもっていました。そしてやがて狩人になり、野の人となります。狩をするために定住するというよりも、獲物を求めて野原を歩き回りました。この「野の人」というのは、粗雑な印象をエサウに与えています。一方ヤコブは牧羊者となって、天幕に住む人になりました。そして穏やかな人であったとあります。この「穏やかな人」は共同体の秩序を守るという道徳的な意味合いがあります。さらにこの双子は両親から偏愛をうけて、ヤコブは肉が好きなのでエサウを愛し、リベカは穏やかなヤコブを愛するということになりました。このことも双子の性質に影響を与えたのかもしれません。

長子の特権は相続のときに2倍の分け前をもらうものでした(申命記21:17)。この長子の特権をエサウは軽んじたということがこの物語のテーマとなります。食料をえるのに不安定な狩人のエサウが食欲を満たしたいために、ヤコブの作っていた煮物を食する条件として長子の権利を譲ってしまうことになります。エサウにとっては、将来受けるはずの長子の権利よりも、今必要な食物を得ることを優先したということになります。ここにも野の人であるエサウの粗野な姿が見られます。

さらにエサウの粗野な姿は、ヤコブが作っている煮物が何かを確かめないでいるところにも伺えます。聖書をよく読むとヤコブは《あつものを煮ていた》(29節)とあります。それはヤコブには「赤いもの」と見えました。それは動物の血のスープに見えたのではないかと理解されています(30節)。しかしそれは「レンズ豆の煮物」でありました(34節)。そのことを気にもかけないように、エサウは「食べ、飲み、立ち、去る」とお腹を満たして立ち去ります。

この粗野なエサウの姿は、長子の特権を失うだけでなく、やがては継承すべき神さまの祝福をも失ってしまうことになることを暗示しています。

創世記27章には、父イサクからの祝福の贈与を巡って、家族の中に混乱が生じた物語があります。この祝福は長子の特権(25:29~34)となりますから財産の相続であるとともに、アブラハム・イサクと続く神の選びの祝福ということになります。この祝福の贈与を巡って人間の思惑が錯綜して、悲劇的な結末となっていくことになります。

イサクは年老いて、目がかすんで見えなくなっています。死が近づいていることを自覚したイサクは自分の愛するエサウを呼んで肉料理を要求します(25:28参照)。体力的にも弱っている自分を好物の肉料理によって奮い立たせて祝福を贈与しようとしたのでしょう。しかしエサウとヤコブを間違って祝福してしまったとき、激しく震えた(直訳:たいへんに大きな恐れで震えた)のでした。

リベカはその話を聞いて自分の愛するヤコブに指示を与えます(25:28参照)。ここでリベカが指示したことは、子山羊の料理を作るのでそれをイサクのところに持っていくこと、エサウの晴れ着を着せ、山羊の皮を首や手に巻いて変装することでした。

ヤコブはリベカに指示されるままに行います。そして父イサクを欺き、神の名まで出して偽りを隠します。目が見えない父を欺くことは、後代の定めでは神を恐れないこととして禁じられている行為でした(レビ記19:14)。

エサウは狩から帰ってきて肉料理をイサクのところに持ってきます。しかしすでに祝福が贈与されてしまったことを知り、大声をあげ、レンズ豆の時にあざむいたヤコブが、ここでも自分をおしのけあざむいた(ヤアカーブ)とヤコブを呪う言葉を吐きます。そして父イサクの死後にヤコブを殺すことを決意します。

リベカはそれを聞くとヤコブを自分の故郷ハランに送って、しばらく経過を見てから再び呼び戻そうと計画します。しかしヤコブのハラン滞在は、リベカが考えていたような短期間では終ることなく、20年の歳月が流れました。そしてリベカはヤコブと再会することはなかったのです。

28章がヤコブがベエルシバからハランに向けて出発した物語です。ベエルシバから70キロほど北にベテルという町があります。旅を始めて2日目ぐらいであったかもしれません。そこで日が暮れたので野宿をすることになります。石を枕にして寝たとあります。それは旅ではよくあったことでありましょうが、このときのヤコブのことを考えるならば、結婚のためとはいっても、兄から身を守るためにも逃げているのですから、枕とした冷たい石のように、ヤコブの心もどん底を経験していたのではないと想像できます。しかし人生のどん底のなかにも、神の深い導きがあります。そこはベテルというやがて聖所となる場所、神さまを礼拝する場所でありました。

ヤコブは石を枕にして夢をみます。聖書では夢はしばしば神の啓示のときとなります。その夢は梯子が天と地を結ぶように立っていて、神の使いが上り下りしていたというのです。旧約学者によると、この梯子は階段のような、傾斜のある通り道のようなものを表現しているのだろうということです。この梯子を使って、神の使いが天と地を行き来しているということは、神様の通り道であるということです。ベテルの場所が神様の通り道であったというのです。そして神様はヤコブに顕現してくださり、約束を与えてくださいます。夢からさめると、神様がここにおられることを知らなかったと言って、ここは神様の住まわれる神の家(ベテル)に通じている天の門であることを知ることになります。神様の通り道があって、そこで神様に出会うことができる。それがヤコブの経験でした。

このようにエサウとヤコブの物語は、家族がばらばらになっていく悲劇的な人間の思惑と混乱があります。しかしイサクからヤコブに与えられた祝福は確かなものでありました。すでにエサウとヤコブが生まれる前、25章23節には神さまの御心は兄が弟に仕える、つまり神さまの祝福を受け継ぐのは弟のヤコブであるという神さまの御心がありました。旧約聖書の最後のマラキ書1章にも、《しかし、わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ》とそのように神さまが愛を示したと語られています。パウロはローマ書9章でマラキ書の言葉を引用して、《自由な選びによる神の計画が人の行いにはよらず、お召しになる方によって進められるためです》と語りました。

神さまの御心はどこにあるのだろうか。それをわたしたちはすぐには分からないことが多くあります。エサウとヤコブの兄弟のことも、どうしてヤコブなのかはわたしたちには分からないところがあります。

しかし神の選びと祝福はヤコブに継承され、それがやがて新約聖書に入るとイエス・キリストへと続くことになるからです。聖書はそのような人間の混乱のなかにも、神の摂理があることを語ります。神の知恵や計画は人間の混乱のなかにも確実に前進するのです。何が神さまの御心なのか、ご計画なのか、わたしたちにはわからない。でも聖書の御言葉を握って、神さまに信頼して歩みましょう。《神を愛する者たち、つまりご計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています》

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 356(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝55名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会15名

  ②今週の予定 20日:赤羽朝祷会 説教:横山師

             関東聖化大会(オンライン開催・教会便りを見て下さい)

21日:聖書研究祈祷会(関東聖化大会視聴)

23日:リバイバル祈祷会(牧師のみ)

24日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「I can only imagine」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます。

・振替口座に送金される方は、献金種別を記載してください。

          振替口座 00170-7-80756 名義 日本基督教団赤羽教会

        ・ゆうちょ銀行口座に送金される方は、メールなどで献金種別をお知らせください。

          店名〇〇八〔読み方 ゼロゼロハチ〕 店番008

          普通預金・口座番号1978382

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は〈掃除機〉と〈除菌拭き取り〉、土曜日は可能の方はお願いします。

       ・「オープンチャーチ」(10/25)のために、「祈りの栞」を用いて連鎖祈祷のときをもちましょう

・10/20(火)、「関東聖化大会」はオンラインによる開催です。「日本聖化協力会」ホームページに専用リンクがあるので、そこから視聴できます。アーカイブされるので、ライブでなくても視聴できます。

・10/25(日)、「オープンチャーチ礼拝」は10時からの合同礼拝になります。

・本日、「東京聖書学校学報」をレターケースに配布しました。ご愛読ください。本日の第2礼拝には森下神学生を迎えました。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時 30分:SS礼拝 子どもメッセージ)赤岩神学生

 ・10時00分:オープンチャーチ礼拝 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります

        ・SS教師会(休会)

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上 

豊かにあるように アーメン

19.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
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