日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2020年10月25日聖日礼拝順序 聖霊降臨節第22聖日

大友英樹牧師
2020年10月25日
創世記 45章1-8節

2020年10月25聖日礼拝順序 聖霊降臨節第2聖日

オープンチャーチ礼拝

1. 黙祷

2.招詞 詩編1031-

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 166(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.祈り

6.ワーシップソング フットプリンツ(YouTubeで検索してください)

7.主の祈り

8.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

9.ピアノ演奏(岡崎直子姉)

10.教会聖句 使徒言行録1625

11.聖書 創世記45:1~8

12.説教 『過去を変える神』(声に出して朗読してください)

今年は新型コロナウイルスのために、自粛期間を過ごしてきました。教会の前の商店街で撮影していましたNHKのドラマも、ずいぶん遅れてしましました。撮影が再開してからも、設定が秋から冬の頃ですから、7月の暑いときにコートを着て撮影していました。結局3か月ほど遅れての放送になりました。そんなこともあって、テレビ番組も新作のドラマができあがりませんので、以前の人気ドラマや映画がよく放送されていました。その中で1985年に上映された「back to the future」という映画がパート1~3まで放送されていました。タイムマシーンである車に乗って過去や未来に行くのですが、その映画の中で、スポーツなどの記録が載っている雑誌をもって30年前の過去に行く場面があります。そのときタイムマシーンに密かに乗っていた人がいました。主人公がその雑誌をゴミ箱に捨てたのですが、それをその人が拾って、30年前の自分に手渡します。それを使って、その人は大金持ちになっていくのです。その人の過去が変わってしまったのです。それはいけないということで、  もう一度30年前に戻って、その雑誌を回収しようとするという物語があります。

これはSF映画の世界ですから、過去に行って、そこで過去を変えてしまうという面白さがありますが、実際のわたしたちは、自分の過去というものは変えることはできません。卒業した学校を変えることはできません。そんなことをすれば詐欺になってしまいます。そういうことでなくても、わたしたちが積み重ねてきた人生の歩みというのがありますが、それは変えることができません。過去は変えることができない。それはわたしたちの常識としてあります。しかしそれと同時に、過去とは変えられないけれども、過去の意味というのは変えられるのではないか。そんなふうに考えることもできると思います。

3週間ぐらい前に、水泳の池江選手が白血病から復帰して、大学のインカレに出場したニュースがありました。それを取り上げた新聞記事に、『マチネの終わりに』という映画にもなった小説の一節がありました。「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える」。未来は常に過去を変えている。考えさせられる言葉だと思います。その新聞記事には、こんなふうに語られています。「過去がみるみる形を変えるかのような競泳選手の泳ぎを見た。…伸びやかに水をかきながら、白血病と知ったときの悲しみ、苦痛を伴う治療を受けた日々は彼女の中で形を変えたにちがいない」。過去が変えられる。過去の意味が変わられる。これは重要なことです。わたしたちはそれぞれ自分なりの過去というものを背負って生きています。それは喜びばかりではありません。それが重荷となることもあるし、悲しみとなることもあります。無くしてしまいたい、無かったことにしてしましたい過去もあります。徳川家康は「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし」と言いましたが、人生の重荷がある。変えられない重荷がある。しかし本当にその過去が変えられるとすれば、その過去の意味が変えられるとすれば、それはどんなに素晴らしい恵みであろうかと思います。

聖書には、過去が変えられるという経験をした人物が登場します。それが今日の聖書箇所のヨセフという人です。このときヨセフは39歳、エジプトの指導者でありました。7年間の大豊作の後、エジプトのみならず、その周辺の国々でも大飢饉が起こって2年がたちました。大豊作のときに、ヨセフの指導の下に備蓄していたエジプトには食料が豊富にありました。周辺の国々からも食料を買い求めてエジプトにやってきます。その中にヨセフの兄たちがいました。ヨセフはエジプト風の格好をしていたでしょうし、名前がツァフェナト・パネアというエジプトの名前に改名していましたから、ヨセフであるとは気づきません。ヨセフは12人兄弟の11番目、父親から大事にされて、羊飼いをしている兄たちとは違って、裾の長い衣を着せてもらい、家の周りで過ごしていました。あるときヨセフは夢を見ます。畑で束を結わえていると、兄たちの束が立ち上がって、ヨセフの束にひれ伏します。また他の夢では太陽と月と11の星がヨセフにひれ伏します。そんな夢を語るものですから、ヨセフは兄たちからよく思われていませんでした。そんなとき羊飼いをしている兄たちのところへ父親から使いに出されます。17歳の時です。兄たちはヨセフを見ると夢見るものがやってきたと言って。穴に投げ込みます。ヨセフを面白くないと憎んでいた兄たちは殺してしまおうとも考えますが、それよりも売ってしまおうと相談している最中に、ヨセフは別の人たちによってエジプトに売られてしまうことになります。兄たちはそれで野獣にかみ殺されたことにします。ヨセフはエジプトで宮廷に仕える役人、ポテファルの家に入ります。主人から信頼されて、家のことは全部まかされるほどでしたが、ポテファルの妻の誘いを断ったことから、逆に憎まれて、とうとう牢に入れられることになってしまします。聖書にはそれでも《主が共におられた》と繰り返し語られているように、牢の中でも信頼を得ていきます。どこくらいの牢獄生活であったかはわかりませんが、30歳の時、エジプトの王が見た夢、7年間の大豊作と7年間の大飢饉の夢を解き明かしたヨセフはエジプトの指導者として立てられたのであります。そして今、そのヨセフの前に兄たちがひれ伏しています。かつて見た夢の光景です。これまでの過去の歩みが走馬灯のごとく思い浮かんだことでありますしょう。17歳でエジプトに売られてきてからこれまで22年、、ポテファルの僕として仕えてヘブライ人と呼ばれ、理不尽なことで牢獄に過ごし、30歳でエジプトの指導者、7年の豊作、そして2年の飢饉が経過しました。ヨセフにはツァファナト・パネアという名前が与えられていました。自分の本当の名前を明かすことはありませんでした。しかしここで兄たちに22年ぶりに自分の名前を明かして本当の自分の知らせるときがやってきました。ヨセフは感情を抑えることができないで声を張り上げて泣き出します。そして自分の身の上を明かします。3節に《わたしはヨセフです》。この「わたし」というのは強調するときに用いられるとされています。さらに4節に《わたしはあなたがたがエジプトへ売った〈あなたたちの〉弟のヨセフです》(4節)と続きます。「わたしを見てください。わたしはヨセフなのです」、そんなふうにヨセフは自分自身を明らかにしました。これはヨセフにとってどれほど感慨深いものであったかと思います。

ヨセフは勝ち誇ったわけではありません。わたしは過去に勝ったというのでもありません。ヨセフは兄たちに自分を売ったことを後悔したり責めたりする必要がないことを告げて信仰の言葉を語ります。それは5・7・8節に「神が」というように、神を主語とする信仰の言葉です。5節《命を救うために、神がわたしをあなたたちより先にお遣わしになったのです》、7節《神がわたしをあなたたちより先にお遣わしになったのは》、そして8節《わたしをここへ遣わしたのは、あなたたちではなく、神です》。神さまが自分をエジプトに22年も先に遣わしたのは、この地で一族が生きながらえるためであって、神が自分をエジプトに遣わしたのであって、あなたたちではないというものです。ヨセフはこれまでの人生は、神さまのもとのされているのです。いろんなことがありましたが、神さまがわたしの人生を導かれて、今日があるのです。事実としてヨセフがエジプトに来たのは兄たちが売ってしまおうとしたことに原因があります。ポテファルの家で仕えたこと、牢獄に入れられたこと、エジプトの指導者になったこと、そういった過去は変えられません。しかし聖書はもう一つの事実に目をとめることを語ります。神さまがなさったのだという摂理の信仰です。わたしの人生は、わたしの過去は神さまのものとされている。自分の見る視点ではなくて、神さまから見た視点です。そのときわたしの過去は変えられます。

これはヨセフだけのことではありません。聖書の約束は、神さまはあなたの過去を変えてくださる。喜びばかりでなく、重荷、悲しみ、痛み、様々な過去がありますが、あなたの過去は変えられる。それが聖書の約束です。聖書を開ける方は、新約聖書331頁をお開きください。Ⅱコリント5:17《だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた》。「キリストと結ばれる人はだれでも」です。キリストに結ばれるというのは、イエス・キリストを信じ、洗礼を受けるということです。そのときだれでもその過去が変えられる。神さまのものとされる。イエス・キリストのものとされる。聖書の神さまは、あなたの過去はわたしが担おうと言われる。それがイエス・キリストが十字架に死なれて、三日目に復活してくださった恵みです。「キリストと結ばれる人はだれでも」、ヨセフのように語ることができます。神さまがわたしにしてくださったのです。神さまがわたしを導いてくださったのです。「キリストと結ばれる人はだれでも」、自分の過去を変えていただくことができます。

(応答の祈りをしてください)

13献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 340(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

14.感謝の祈り 

15.報告

  ①先週集会 礼拝68名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会10名

  ②今週の予定 26日:教団常議員会

         27日:教区信徒必携委員会・ホ群常任委員会

28日:キングスガーデン礼拝・埼京放送伝道協力会

聖書研究祈祷会 Ⅰ司会:鍵山姉 Ⅱ司会:大友姉

29日:東京聖書学校講義

31日:宗教改革記念日

ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「主を待ち望む者は」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます。

・振替口座に送金される方は、献金種別を記載してください。

          振替口座 00170-7-80756 名義 日本基督教団赤羽教会

        ・ゆうちょ銀行口座に送金される方は、メールなどで献金種別をお知らせください。

          店名〇〇八〔読み方 ゼロゼロハチ〕 店番008

          普通預金・口座番号1978382

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は〈掃除機〉と〈除菌拭き取り〉、土曜日は可能の方はお願いします。

       ・10/18(日)、「神学校日礼拝」に森下神学生を迎え、礼拝後の臨時役員会の面接で、教団教師試験に推薦することを承認しました。

・10/20(火)、「関東聖化大会」がオンラインで開催されました。「日本聖化協力会」のホームページの専用リンクから視聴できます。聖会のほかに「女性大会」もあります。

・本日は「オープンチャーチ礼拝」に参加くださり感謝いたします。新来会者の方には、教会からプレゼントをお持ち帰りください。またのご来会をお待ちしています。

・11/1(日)、ご遺族をお招きしての「聖徒の日礼拝」(第2礼拝)となります。午後は教会墓地での「墓前礼拝」となります。

 ④次週予告 ・7時 00分:早朝礼拝

 ・9時 30分:第1礼拝 説教・子どもメッセージ)岡田氏

 ・10時45分:第2礼拝 説教)大友師

        ・12時00分:こころの友伝道

        ・14時30分:墓前礼拝

        ・礼拝以外の集会は休会となりますSS教師会(休会)

16.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

17.祝祷

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上 

豊かにあるように アーメン

18.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
〒115-0042 東京都北区志茂2-56-4 TEL03-3901-8939 FAX03-3901-8990
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