日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2020年11月15日聖日礼拝順序 降誕前第6聖日

大友英樹牧師
2020年11月15日
民数記 14章1-10節

2020年115聖日礼拝順序 降誕前聖日

1. 黙祷

2.招詞 詩編956-

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 166(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編77:17~21

6.祈り

7.新聖歌 298(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング 主を待ち望む者は(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 使徒言行録1625

12.聖書 民数記14:1~10

13.説教 『主に背いてはならない』(声に出して朗読してください)

 今イスラエルの民は、約束の地であるカナンの地を目前にしています。エジプトから救われて、シナイ山で神さまと契約を結んで、神の民とされました。そして神さまを礼拝するための幕屋がつくられ、幕屋での礼拝について教えられました。その間、およそ1年の間、シナイ山の麓に留まっていましたが、民数記10章から約束の地、カナンの地に向けて出発することになりました。そのカナンの地は、かつてイスラエルの先祖アブラハムが神さまが選ばれたとき、この地をあなたとあなたの子孫とに与えると約束してくださったところです。その約束から400年以上の時が経過していました。イスラエルの民はだれ一人そのカナンの地について知りません。そこで12人の偵察隊が派遣されて、その地に実っていた大きなぶどうや、ざくろやいちじくを持ち帰ってきます。そしてわたしたちが遣わされていったカナンの地は素晴らしい土地です。乳と蜜の流れるところです。このような果物が実っています。その報告に人々の顔は満面の笑みをうかべ、目は輝いていたことでありましょう。しかし次の瞬間、彼らの顔は絶望へと変わります。そこには強い住民がいて、城壁に囲まれ、アナク人と呼ばれる巨人もいる。悪い情報が一気に喜びから絶望へと至らせます。偵察隊の一人、カレブは「断然、上っていくべきです」と顔を下げている民に、「顔を上げて、カナンの地に上って行こう」と呼びかけますが、その呼びかけは届きません。そういたイスラエルの民の姿から今日のところははじまります。《共同体全体は声を上げて叫び、民は夜通し泣き言を言った》。ここには3つの姿が描かれています。

 第1の姿はイスラエルの民の姿です。2節《イスラエルの人々は一斉にモーセとアロンに対して不平を言い、共同体全体で彼らに行った。「エジプトの国で死ぬか、この荒れ野で死ぬ方がよほどましだった」》。不平を言った。それはモーセやアロンという指導者に対して、さらには《どうして主は我々をこの土地に連れてきて、剣で殺そうとするのか》とありますから、神さまに対して不平を言う。不平を言う人間の姿です。出エジプト以来のイスラエルの民の姿は、救いの恵みに感謝し、賛美しつつ歩むのかと言えば、決してそうではありませんでした。海が分かれて、そこを通ってエジプト軍から守られたという大いなる救いの御業がなされてからわすか3日目、マラという場所について水を飲んでみると、その水は苦くて飲むことができません。そこで民はモーセに「何を飲んだらよいのか」と不平を語ります。一月がたってエジプトから持ってきた食料のなくなってきます。再びイスラエルは不平を語ります。「エジプトでは肉をたくさん食べ、パンも腹いっぱい食べられた。この荒れ野で死ぬぐらいなら、エジプトで死んだ方がましだ」。それから毎朝天からのパンとしてマナが与えられました。シナイ山の麓で1年を過ごして出発しますと、今度は毎日マナばかりで、誰か肉を食べさせてくれないか。エジプトでは魚も食べた。きゅうりもメロンもネギも玉ねぎもにんにくが忘れならない」。それは主に耳の達するほど、激しく不満を語りました。そしてうずらが与えられます。不平を語るのは、イスラエルの民ばかりではありません。モーセの姉ミリアム、兄アロンも同じです。「主はモーセを通しのみ語られると言うのか。我々を通しても語られるのではないか」。神は彼らの不平に憤って、ミリアムは重い皮膚病になってしまいます。そして今回のカナンの地を偵察して来た12人の報告、その中でも悪い報告に絶望し、声をあげて泣き叫び、一斉に不平を語りだしたと続いてきます。

出エジプトしてから1年4ヶ月から5か月が経過したでしょうか。その間、何度も何度も繰り返し不平が繰り返されます。これは人間の現実なのだと思います。彼らはなんと不平の多い民であろうかとは言えない現実があります。それはわたしたちの姿でもあるからです。ヤコブの手紙に《舌を制御できる人は一人もいません。舌は疲れを知らない悪で、死をもたらす毒に満ちています。…同じ口から賛美と呪いが出て来るのです。わたしの兄弟たち、このようなことがあってはなりませn》と警告されます。それが現実だからです。ここでは呪いと言っていますが、不平不満が口をついて出て来る。口から出なくても心に留まります。イエスさまは心にあるものが口から出ると言われます。不平の言葉がある。不平の心がある。それはどこに向かって行きのでしょうか。4節《そして互いに言い合った。「さあ、一人の頭を立てて、エジプトへ帰ろう」》。不平の言葉は、エジプトへ帰ろうということに結びつきます。この「帰る」(シューブ)という言葉は、聖書ではたいへん重要な言葉です。向きを変えることです。立ち帰ることです。ここではカナンの地の方角から具体的に向きを変えて、振り向いてエジプトに帰るということです。救い出されたあのエジプトに帰る。神さまがエジプトの苦しみの中での叫び声を聞かれて救い出されたあのエジプトへ帰る。つまりそれは神さまから離れていくことです。神さまの救いの恵みから離れていくことです。神さまはエジプトに苦しむイスラエルの民の叫びを聞かれて救い出されました。それは神さまの方に立ち帰ったことでもあるわけですが、そこから不平不満をもってエジプトに帰ろう。神さまに背を向けて救い出されたあの泥沼の中に帰ろう。恐れと重労働の中に帰ろう。そういう姿です。

もう一つの姿はヨシュアとカレブの姿です。彼らは12人の偵察隊のメンバーでありました。13章ではカレブだけでしたが、ここでヨシュアが共に立ち上がります。衣を裂いてとありますから、憤りと嘆きの思いにかられて、訴えます。《「我々が偵察して来た土地は、とてもすばらしい土地だった。もし、我々が主の御心に適うなら、主は我々をあの土地に導き入れ、あの乳と蜜の流れる土地を与えてくださるであろう。ただ、主に背いてはならない。あなたたちは、そこの住民を恐れてはならない。彼らは我々の餌食にすぎない。彼らを守るものは離れ去り、主が我々と共におられる。彼らを恐れてはならない」》。主に背いてはならない。エジプトに帰ってはならない。それは主に背くことである。エジプトに立ち帰ってはならない。あなたたちの、そしてわたしたちの立ち帰るべきところは、主なる神さまであり、その神さまの約束と地であります。エジプトに帰るのではなくて、主に帰れ。主に背いてはならない。

エジプトへと向きを変えようとしているイスラエルの民がいます。そこはパンがあり、肉があり、魚があり、メロンがあり、きゅうりがあり、ネギも玉ねぎもある。しかしそこには救いはない。そこには神さまの祝福がない。エジプトから救われて、乳と蜜との流れる約束の地、神さまが昔アブラハムに祝福の基とすると約束して与えられた約束の地こそが帰る場所なのです。エジプトは帰る場所ではない。そこは恐れと叫びの地です。乳と蜜の流れる所ではありません。振り返って、主に背いてエジプトに帰ろうとする民に、主に背いてはならない。あなたたちが向かうべき地はカナンの地である。そこに主がおられる。エジプトではない。主がおられないところではなくて、主がおられるところに立ち帰りなさい。あなたたちはカナンの住民が強くて、我々を滅ぼしてしまうだろうと恐れているのでしょう。彼らを守るものは、原典では「陰」となっていますが、彼らを守るものは陰のような、あるのかないのかわからない存在であって、私たちの神は共にいてくださる。だから恐れるな、主に背いてはならない。主の方に立ち帰りなさい。

モーセとアロンはその間ずっと全会衆の前でひれ伏していました。一方ではエジプトに立ち返ると言い、他方は主に背いてならない、カナンの地、つまり主の方に立ち返るのだと語る。そうした中で、ひれ伏して祈っています。それが第3の姿です。彼らの間をとりなす祈りの姿です。具体的には次のところでの執り成しの祈りに続いていきます。イスラエルの民はヨシュアとカレブに石で打ち殺そうとします。主は執り成しの祈りに答えようにして、臨在の幕屋でその栄光を現されます。

主に背いてエジプトに立ち返るのか、カナンの地に、主に立ち返るのか。このせめぎ合いはいつもクリスチャンの経験することです。いつでもエジプトに帰ろうという誘う声があります。しかし、ただ主に背いてはならないとの励ます声があります。圧倒的にエジプトに帰ろうという声の方が大きいのです。主に背いいてはならないという声はかき消されてしまうほどの細き声です。どちらの声に聴き従いのでしょうか。

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 181(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝54名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会 休会

  ②今週の予定 16日:ホ群教師会

hi-b,a(高校生赤羽集会・オンライン)

17日:赤羽朝祷会

    教区常置委員会

    教区婦人部

18日:聖書研究祈祷会(休会)

19日:東京聖書学校講義

20日:北東京シティクリスマス実務委員会

21日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「I can only imagine」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます。

・振替口座に送金される方は、献金種別を記載してください。

          振替口座 00170-7-80756 名義 日本基督教団赤羽教会

        ・ゆうちょ銀行口座に送金される方は、メールなどで献金種別をお知らせください。

          店名〇〇八〔読み方 ゼロゼロハチ〕 店番008

          普通預金・口座番号1978382

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は〈掃除機〉と〈除菌拭き取り〉、土曜日は可能の方はお願いします。

       ・11/8(日)、「子ども祝福礼拝」では小学生までの子どもたちへの祝福の祈りとプレゼントを贈りました。当日は3名でしたが、教会員のお子さんなどにも贈りました。

・本日、「聖城11月号」を配布しました。ご愛読ください。

・本日、礼拝後は「各部例会」です。短時間ですが、祈りの時をもってください。13時から壮年会主催映画会「アメージングジャーニー」(2017年)を開きます。

・クリスマス礼拝での洗礼希望者は教師まで申し出てください。また転入会希望者も同様にお願いします。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時 30分:第1礼拝 説教)大友師 子どもメッセージ)大友姉

 ・10時45分:第2礼拝 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上 

豊かにあるように アーメン

19.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
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