日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2021年1月17日聖日礼拝順序 降誕節第4聖日

大友英樹牧師
2021年1月17日
民数記 21章4-9節

2021年1月17聖日礼拝順序 降誕節第聖日

【教団の伝道推進を祈る聖日】

1. 黙祷

2.招詞 イザヤ4522

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 21(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編40:6~12

6.祈り

7.新聖歌 99(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング 土の器(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 Ⅱコリント5章18「神は和解の務めを私たちに授けてくださいました」

12.聖書 民数記21:4~9

13.説教 『命を得るために』(声に出して朗読してください)

 出エジプトしてからの荒野の旅も40年がたちました。先週は20章のところから、40年目の第1の月に、水を求めるイスラエルの民に、モーセが岩に命じて水を出せとの神さまの命令に従うことなく、かつて経験したように杖で岩を打って水を出したこと、そのことでモーセは約束の地に入ることができなくなってしまったこと、信仰というのはいつも現在的であることを学びました。

カデシュ・バルネアから、いよいよ約束の地、カナンの地に向けて出発することになります。そのときいくつかの出来事がありました。一つはエドムの民にその領域を通過することを断られました。聖書の巻末にある聖書地図2「出エジプトの道」を見ますと、エドムというのは、カデシュ・バルネアから東側の方にあります。今日のように国境線がしっかりとしているわけではありませんからエドムの民がどのあたりを領域としていたかは定かではありません。死海の南の地域です。エドムというのは、アブラハム、そしてイサクと続いていきまして、イサクにエサウとヤコブという双子が生まれました。イサクから神さまの祝福を受け継いだのはヤコブでした。ヤコブと12人の息子たちはエジプトに移住していきましたが、エサウはこの死海の南の地域に移り住んで、その民がエドム人となっていきます。ですから出エジプトをしてきたイスラエルの民とエドム人は先祖をたどっていけば、イサク、そしてアブラハムと遡ることができる同じ先祖を持つ民でした。モーセはエドムの王に使いを送ります。神さまの恵みをいただいて出エジプトして、今はカデシュ・バルネアにいます。これからカナンの地に行くために、エドムの領土を通らせてくださいと願います。カナンの地に行くために、死海の東側を北上していこうとしました。その道は王の道と呼ばれる国際幹線道路です。その道を通る方が移動しやすいわけですから、エドムの王にこの王の道を通過させてください。畑やブドウ畑に入ったり、井戸から水を飲んだりしませんから、ただ王の道を通らせてください。このように頼みますが断られてしまします。それでエドムの領土を迂回することになります。

二つめはアロンがホル山でその生涯を終えました。ホル山はどこなのかははっきりしないところがあります。最近ではカデシュ・バルネアから北東に40~50kmぐらいにある山であろうと考えられています。ホル山はエドムの国境にある山で、その山にモーセとアロン、そしてアロンの息子のエルアザルが登っていきました。アロンが着ていた祭服、それは大祭司の祭服ですから、聖所に仕える者が身に着ける祭服です。それを息子のエルアザルに着せて、その働きを継承させます。こうしてアロンはホル山で死に、123年の生涯を終えました。

三つめはカナン人との戦いです。カンナの地に住むカナン人、アドラの王が戦いにやってきて、イスラエルの民を捕虜にして引いていってしまいました。そこでホルマという町でカナン人と戦い、勝利をおさめます。そのまま北に進めば、カナンの地に入ることになりますが、イスラエルの民はホル山から東の方に進んで、エドムの領土を迂回して進んで行くことになります。

このようにして、ようやくにして約束の地、カナンの地に出発するところまでたどり着きました。エドム人に断られたので王の道は通ることができませんが、エドムを迂回しながら約束の地に向かうことができる。意気揚々として進んで行くのかと思いますと、ここでもまたイスラエルの民の不平、不満が、呟きが聞かれます。その道は王の道ではありませんから、何もないようなところであったのでありましょう。これまでと同じように、「なぜエジプトから導き上ったのか。荒れ野で死なせるためなのか。パンも水もなく、こんな粗末なマナでは気力もうせてしまう」と逆らいます。世代が代わっても、人間というものは変わらない姿があります。

そのとき神さまが反応されます。6節《主は炎の蛇を民に向かって送られた。蛇は民をかみ、イスラエルの民の中から多くの死者が出た》。神さまはお怒りになられた。炎の蛇、それは一匹ではなくて、何匹もの蛇です。それは毒蛇であります。その蛇に噛まれると、そこが熱をもって赤く腫れあがり、そして死んでしまうということを炎の蛇は意味しているのであります。そうした炎の蛇がこちらかも、あちらかも次々に出てくる。蛇は次々ととびかかっては噛み、人々は赤く腫れあがった痛みに悶え苦しみ、死んでしまう。これまではそうしたイスラエルの民の不平、不満が出てくるときに、モーセが神さまの前にひれ伏してとりなしの祈りをささげていました。このときはさすがの民もたいへんなことになったと思ったのでありますよう。モーセにとりなしの祈りを求めます。7節《民はモーセのもとに来て言った。「わたしたちは主とあなたを非難して、罪を犯しました。主に祈って、わたしたちから蛇を取り除いてください」。モーセは民のために主に祈った》。

40年の荒れ野の旅で、何度も何度も不平、不満を語り、呟きをしてきましたが、この炎の蛇の場面が最後となります。神さまはこれまでどれほど忍耐してこられたででありましょう。この最後の場面で、神さまはお怒りになられた。そしてイスラエルの民が見上げるべきもの、仰ぎみるべきものは何かをお語りになります。8節《主はモーセに言われた。「あなたは炎の蛇を造り、旗竿の先に掲げよ。蛇にかまれた者がそれを見上げれば、命を得る」》。9節《モーセは青銅で一つの蛇を造り、旗竿の先に掲げた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぐと、命を得た》。これは不思議な神さまの命令です。わたしたちは神さまが与えてくだった十戒に従います。第2の戒めに、いかなる像もつくってはならない、それにひれ伏してはならない。つまり偶像なる神々を造って、それに礼拝してはならないと教えられています。まるでこのところを読みますと、神さまが青銅の蛇を造って、それを掲げて、それを拝めと言っているようにも思われます。神さまを見上げよと言われないで、青銅の蛇を見上げよとはどういうことかと不思議に思います。そして実施には青銅の蛇が掲げられて、それを仰ぐと命を得たのです。癒されたということです。

この経験がよほど大きかったのでありましょう。聖書を見ますと、およそ500年後、BC700年頃、列王記下18:4にヒゼキヤ王が《聖なる高台を取り除き、石柱を打ち壊し、アシェラ像を切り倒し、モーセの造った青銅の蛇を打ち砕いた。イスラエルの人々は、このころまでこれをフェフシュタンと呼んで、これに香をたいていたからである》とあります。青銅の蛇があって、それに香をたいていたということですから、それに祈っていたということです。偶像礼拝になってしまった。神さまがモーセに命じたのだからということで、青銅の蛇は力がある、命があるといって偶像礼拝となってしまう。あの時のことを記念とするといういうことで、青銅の蛇があるということであればよいうでしょうが、それに香をたいてしまう。それは神さまが求めることではありません。

炎の蛇が人々に襲いかかる。聖書では創世記3章で蛇は最も賢いもので、人間を罪へと誘ったものです。そして地を這いまわる呪われるものとなります。偽善や悪意を象徴するものでもあります。イスラエルの民に襲いかかった炎の蛇は、まさにイスラエルの民の罪の呪い、悪しきことの裁きです。イスラエルの民の罪をあらわしていると言ってよろしいでしょう。神さまはあなたたちの罪は、この青銅の蛇のように旗竿に掲げられて処罰されたのだと言われるのです。だからそれを仰げ、あなたの罪の呪い、悪しき罪を旗竿に掲げた。青銅の蛇を仰ぐということは、あなたの罪の呪いを裁かれた神さまを仰げということなのです。

よく知られているように、この青銅の蛇は、イエスさまがご自分のお語りになるときに引用されました。ヨハネ福音書3章です。ユダヤの議員であるニコデモが夜、ひそかにイエスさまのもとを訪ねます。イエスさまは《人は新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない》と言われます。ここからニコデモとのかみ合わない対話がはじまります。そしてイエスさまははっきりと語られます。《モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである》。イエスさまが十字架に上げられると言われます。あの青銅の蛇が上げられたのは、わたしが十字架に上げられることを指し示していると言われます。あのモーセが掲げた青銅の蛇を仰いで命を得ました。蛇に噛まれたところの解毒がなされて癒されて、命が回復されました。彼らは罪赦されて命を得ました。しかしわたしの十字架は、わたしが青銅の蛇として上げられる十字架は、それを仰ぐものに、信じる者に、永遠の命を得るのです。体の命ではなくて、神さまの与えたもう永遠の命です。

今、わたしたちが仰ぐべきは青銅の蛇にご自身を重ねて、わたしが罪の呪いとなって十字架に上げあげられると仰せになるイエスさまです。今、コロナ禍にあって、わたしたちに必要な命は、体の命だけではありません。青銅の蛇のごとく、十字架にあげられ罪の呪いとなってくださったイエスさまを仰いで、神さまの与えたもう永遠の命です。青銅の蛇を仰ぐと体の命を得た。イエスさまの十字架を仰ぐと永遠の命を得る。体の命と永遠の命、この両方の命をいただくときに、わたしたちは人間が本来あるべきの命を得るのであります。

(応答の祈りをしてください)

15.献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 108(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

16.感謝の祈り 

17.報告

  ①先週集会 礼拝63名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会 休会

  ②今週の予定  19日:赤羽朝祷会(休会)

              東京教区常置委員会

20日:聖書研究祈祷会(牧師のみ)

21日:東京聖書学校講義

22日:教団伝道推進委員会

    リバイバル祈祷会(牧師のみ)

23日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

③教会便り ・教会役員会にて、2月14日までは10時からの合同礼拝とすること等を決定しました。

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金を送金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます。

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後と土曜日の掃除はしばらく行いません

・ユースにお勧め賛美動画「土の器」

・受験シーズンとなりました。大学、高校、中学受験にチャレンジしている若いメンバーのために祈りましょう。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝 説教)大友師

 ・9時 30分:(合同礼拝に合流)  

 ・10時00分:合同礼拝 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります

18.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

19.祝祷

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上 

豊かにあるように アーメン

20.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
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