日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2021年2月28日聖日礼拝順序 受難節第2聖日

大友英樹牧師
2021年2月28日
民数記 28章16-25節

202128聖日礼拝順序 受難節第聖日

1. 黙祷

2.招詞 詩編1031~2

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください) 

4.新聖歌 3(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編130:1~8

6.祈り

7.新聖歌 102(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング わが心の目を開いてください(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 Ⅱコリント5章18

12.聖書 民数記28:16~25

13.説教 『出エジプトの恵み』(声に出して朗読してください)

先週の礼拝では、民数記28章から献げ物の規定ということで、日ごとの献げ物、安息日ごとの献げ物、毎月一日の献げ物と神さまへの献げ物について取り上げました。私たちにとっては、それは日ごとに聖書を読むというデボーション、日曜ごとに礼拝をささげること、そして毎月の聖餐式を祝うことと結びつくのであります。今日は前回に続いて、1年の季節ごとに行われる献げ物について取り上げます。それは今日読みました28章16節からの除酵祭の献げ物、26節からの七週祭の献げ物、そして29章にあります第7の月の様々な献げ物であります。すでにこれらの献げ物については、出

エジプト記やレビ記の中でも語られているものであります。

これからイスラエルの民は、ヨルダン川を渡って、神さまの与えてくださる約束の地、カナンの地へと入ろうとしています。ヨルダン川というのは、大きな川ではありませんが、そこを渡っていくというのは大きな意味があります。それは神さまが昔アブラハムに約束された地に入っていくということですから、神さまの約束が成就するときであります。さらにはそれまでの40年の荒れ野の旅では、朝にマナという食べ物が与えられて、日々の糧となっていました。ヨシュア記1章には、いよいよヨルダン川を渡るときになって、モーセの後継者であるヨシュアが人々に命じたことが記されています。《おのおの食糧を用意せよ。あなたたちは、あと三日のうちに、このヨルダン川を渡る》。それまではマナが与えられてきました。しかしヨルダン川を渡ってカナンの地に入るならば、マナの供給がなくなります。自分たちで食糧を用意しなければならない。そうした用意をせよと命じられています。

ヨルダン川を渡ってカナンの地に入るということは、食料を用意するというような、新しい歩みが始まるのであります。神の民として選ばれたイスラエルの民の新しい歩みの土台となるものが、神さまを礼拝することであり、神さまとの交わりを深めることであり、神さまとのふさわしい関係を保つことであります。それが日ごとの献げ物、安息日ごとの献げ物、毎月一日の献げ物ということであるわけですが、さらに1年の歩みの中での献げ物においても行われることになります。毎日、毎週、毎月、そして季節ごとの献げ物によって、神の民は神さまを礼拝し、神さまと交わり、神さまとのふさわしい関係を結びながら歩んでいくのであります。

1年の季節ごとの献げ物で、まず第1に挙げられるのが過越の祭の献げ物であります。16~17節をお読みします。《第一の月の十四日は、主の過越である。十五日は祭りの日である。あなたたちは七日の間、公募を入れないパンを食べる》。第一の月は4月頃でになります。過越の祭りは、イスラエルの民が神さまに出会い、神さまの救いをいただいたことを祝う祭りです。出エジプト記12章から13章を読みますと、過越の祭りの由来が語られています。エジプトの地で苦難を経験していたイスラエルの民の叫び声を神さまが聞かれ、モーセを召し出して、エジプトから解放し、救い出そうとされます。その最終的な手段が過越でありました。小羊を屠って、その血を家の門の柱に塗ります。その夜、エジプト中の初子が打たれてしまします。しかし小羊の血が塗られたイスラエルの民は守られて、出エジプトすることがきた。この神さまによって救っていただいたという経験を祝う祭りが過越の祭りです。出エジプ記12章には《あなたたちはこのことを、あなたと子孫のための定めとして、永遠に守らなければならない…あなたたちの子供が「この儀式にはどういう意味があるのですか」と尋ねるときは、こう答えなさい。「これが主の過越の犠牲である。主がエジプト人を撃たれたとき、エジプトにいたイスラエルの人々の家を過ぎ越し、我々の家を救われたのである」》とあります。

二つめは七週祭の献げ物です。26節《初物の日、すなわち七週祭に新穀の献げ物を主にささげるときには、聖なる集会を開く。いかなる仕事もしてはならない》。七週というのは、過越の祭りから数えて七週、50日目の祭りになります。新約聖書では使徒言行録2章に五旬祭、ペンテコステと呼ばれています。出エジプトしたイスラエルの民は、三月目にシナイ山に到着しました。出エジプトしてから七週間、50日であったということです。この七週の祭りというのは、使徒言行録でも世界の各地に住んでいるイスラエルの民がエルサレムに集まってきたとありますから、三大祭りの一つとして重んじられてきました。それはなぜかと言いますと、出エジプトしたイスラエルの民がシナイ山に到着したことと関係があります。シナイ山で何があったでしょうか。モーセがシナイ山に登って十戒を授けられました。わたしの他に何ものをも神としてはならない。刻んだ像を拝んではならない。みだりに神の名を唱えてはならない。安息日を聖とせよ。父母を敬え。殺してならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証してはならない。むさぼってはならない。そして神さまと契約を結びます。神の民となるのであります。そのようなことから、七週の祭り、ペンテコステは、神さまが神の民として契約を結んでくださり、十戒を与えて下さり、律法を与えてくださった日として祝われることになります。

三つめは第七の月の献げ物です。29章には第七の月には、毎月の一日の献げ物、11節には10日には贖罪の献げ物がささげられるとあります。この第七の月の10日の贖罪の献げ物というのは、たいへん重要な献げ物です。レビ記16章にこの献げ物の内容が記されています。大祭司が年一度、幕屋の一番奥にある至聖所と呼ばれる最も聖なるところ、神さまが臨在されるところに入っていきます。幕屋の中は薄暗く、奥には至聖所を隔てる垂れ幕があります。この日に大祭司はその垂れ幕の奥に年一度、イスラエルの民全体の罪の贖いのための犠牲の血を携えて入ります。聖書は命である血によって罪の贖いがなされなければならないと語ります。わたしたちが神に罪を犯すとうことは死をもたらします。なぜ人間は死なねばならないのか。聖書は罪の支払う報酬が死であると語ります。人は罪ゆえに死ぬのです。それゆえに罪の赦しには命を要するのです。贖いの犠牲は、その上に手を置いて、これは私の身代わりですと命をささげる。年に一度、この日は、大祭司が民全体の罪の贖いをささげる大贖罪日であります。過越の祭りが第一の月ですので、1年のはじまりでありましたが、やがて時代が進むなかでこの第七の月も1年のはじめとみなされるようになりました。過越の祭りが犠牲の血によって救われたように、大贖罪日は犠牲の血によって罪の赦しがもたらされたのであります。

この第七の月の献げ物は、大贖罪日だけではありません。それに続いて仮庵の祭りが祝われます。29章12節《第七の月の十五日には聖なる集会を開く。いかなる仕事もしてはならない。七日の間主の祝いをする》。そして8日間にわたって献げ物をすると続きます。ヨハネ福音書7書でイエスさまが祭りが最も盛大に祝われる終わりの日に「渇いている者はわたしのもとに来なさい」と叫ばれたのは、仮庵の祭りの最後の日でありました。レビ記23章には《これは、わたしがイスラエルの人々をエジプトの国から導き出したとき、彼らを仮庵に住まわせたことを、あなたたちの代々人々が知るためである》とありますように、この期間、仮の庵を建ててその中で過ごしながら、40年の荒れ野の旅を覚え、追体験する祭りです。

このように1年のそれぞれのときに、4月頃には過越の祭りの献げ物、6月頃には七週の祭りの献げ物、10月頃には大贖罪日の献げ物、仮庵の祭りの献げ物がささげられます。この3つの祭り、献げ物については、《イスラエルの民は年に三度、あなたの神、主の前に出ねばならない》と命じられている三大祭りであります。しかもこの3つの献げ物は、すべて出エジプトの救いと結びついています。過越しの祭りではエジプトから救い出され、七週の祭りではシナイ山で神さまから律法が与えられて、契約を結んで神の民とされ、大贖罪日、仮庵の祭りでは、40年の荒れ野の旅にあって、いくたびも背き、呟き、罪を犯してしまう民に、そのたびごとに罪の赦しをいただいて歩んできたのであります。ヨルダン川を渡って、約束の地に入るとき、神の民であるイスラエルの民は忘れてはならないのです。出エジプトの救いの恵みを忘れてはならないのです。約束の地に入ったら、それまでのことはなかったことにして、新しく歩みはじめていくということはできません。なにゆえに、どのようにして、ヨルダン川を渡って約束の地に入ったのかを忘れてはならないのです。出エジプトの救いを忘れてはならない。そのために、過越の献げ物、七週の献げ物、第七の月の献げ物がささげられます。この献げ物がささげられるたびに、出エジプトの救いを思い起こし、感謝をささげるのであります。

新約の恵みに生きる私たちクリスチャンは、イエスさまが過越の祭りに過越の小羊として十字架に死なれたことを知っています。第七週、50日目、ペンテコステの祭りで、約束の聖霊が注がれて、イエスさまの十字架と復活によってもたらされた新しい契約を結ばせていただいて、新しい神の民であるところの教会、クリスチャンが誕生したことを知っています。イエスさまが大祭司がささげる大贖罪日の献げ物として、御自身をただ一度だけ十字架にささげて、全人類の罪の贖いとなってくださったことを知っています。わたしたちの出エジプトの恵みは、忘れてはならない出エジプトの救いは、イエス・キリストです。今、教会はイエスさまの十字架の受難を覚えるレントのときを過ごしています。やがて十字架の受難日、そして死に勝利された復活の日を迎えます。わたしたちの出エジプトの恵みを覚えたい。お互いが、わたしはあの日、あの時、イエスさまを信じて救われた。罪赦された。新しく生まれ変わった。そうした出エジプトの恵みを忘れてはなりません。お互いが神の民としていただいたのですから、わたしの出エジプトの恵みを忘れないで、神さまを礼拝し、神さまと交わり、神さまとのふさわしい関係を結びながら、信仰の歩みを前進してまいりましょう。

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 265(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝49名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会 休会

  ②今週の予定 2日:東京聖書学校教師研修会

         3日:聖書研究祈祷会(各自で祈りをあわせましょう)

         4日:東京聖書学校教授会

         5日:東京聖書学校卒業式

            北支区連合祈祷会

6日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「Open the eyes of my heart」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は〈掃除機〉と〈除菌拭き取り〉、土曜日は可能の方はお願いします(しばらくお休みします)。

       ・教会役員会にて、3月14日まで10時からの合同礼拝とすること等を決定しました。HPやファックス配信も用いてください

・水曜日の聖書研究祈祷会はしばらく休会となりますので、各家庭で時を覚えてお祈りください。

・2/24-27、「日本ケズィックコンベンション」はYouTubeのオンライン配信で行われました。日本ケズィックコンベンションのホームページにアーカイブがあるので、視聴できます。

・2月は東京聖書学校を覚える「学校デー」です。例年のように「学校デー献金」をお願いします。本日でまとめて献金いたします。

・本日礼拝後に、「教会総会」を書面開催で行います。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時 30分:第1礼拝 合同礼拝に合流

 ・10時00分:合同礼拝 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります

        ・定例教会役員会

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷  

主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上、豊かにあるように アーメン

19.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
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