日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2021年3月7日聖日礼拝順序 受難節第3聖日

大友英樹牧師
2021年3月7日
民数記 33章50-56節

2021聖日礼拝順序 受難節第聖日

1. 黙祷

2.招詞 詩編10511

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください) 

4.新聖歌 50(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編86:5~10

6.祈り

7.新聖歌 104(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.信仰告白

我らは信じかつ告白す。

旧新約聖書は、神の霊感によりて成り、キリストを証(あかし)し、福音の真理を示し、教会の拠(よ)るべき唯一の正典なり。されば聖書は聖霊によりて、神につき、救ひにつきて、全き知識を我らに与ふる神の言(ことば)にして、信仰と生活との誤りなき規範なり。

主イエス・キリストによりて啓示せられ、聖書において証せらるる唯一の神は、父・子・聖霊なる、三位一体(さんみいったい)の神にていましたまふ。御(み)子は我ら罪人(つみびと)の救ひのために人と成り、十字架にかかり、ひとたび己(おのれ)を全き犠牲(いけにへ)として神にささげ、我らの贖(あがな)ひとなりたまへり。

神は恵みをもて我らを選び、ただキリストを信ずる信仰により、我らの罪を赦(ゆる)して義としたまふ。この変わらざる恵みのうちに、聖霊は我らを潔(きよ)めて義の果(み)を結ばしめ、その御業(みわざ)を成就したまふ。

教会は主キリストの体(からだ)にして、恵みにより召されたる者の集(つど)ひなり。教会は公の礼拝を守り、福音を正しく宣(の)べ伝え、バプテスマと主の晩餐との聖礼典を執り行ひ、愛のわざに励みつつ、主の再び来りたまふを待ち望む。

我らはかく信じ、代々(よよ)の聖徒と共に、使徒信条を告白す。

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング 父の涙(YouTubeで検索してください)

  ①心にせまる 父の悲しみ 愛するひとり子を十字架につけた

   人の罪は燃える火のよう 愛を知らずに今日も生きていく

   十字架からあふれ流れる泉 それが父の涙 十字架からあふれ流れる泉、それがイエスの愛

  ②父が静かに見つめていたのは 愛するひとり子の傷ついた姿

   人の罪をその身に背負い 父よ 彼らを赦してください

   十字架からあふれ流れる泉 それが父の涙 十字架からあふれ流れる泉、それがイエスの愛

11.教会聖句 Ⅱコリント5章18

12.聖書 民数記33:50~56

13.説教 『ヨルダン川を渡ったら』(声に出して朗読してください)

今日で民数記からの説教を終えることになります。今、イスラエルの民は出エジプトをしてから40年の荒れ野の旅を終えようとしています。50節に語られるように、イスラエルの民は《エリコに近いヨルダン川の対岸にあるモアブの平野》におりました。聖書地図3をみていただきますと、北からヨルダン川が塩の海、死海に流れ込んでいますが、その流れ込むあたりの西側にエリコの町があります。そしてヨルダン川をはさんで対岸、東側にモアブの平野があります。ヨルダン川を渡っていこうというときです。モーセを通して神さまが仰せになりました。ヨルダン川を渡るということは、神さまの約束が成就することです。そして新しい歩みが始まるということです。

新約聖書のⅠコリント12章には、出エジプトして紅海を渡ったということは洗礼を受けるということに結びつけています。《。わたしたちの先祖は皆、雲の下におり、皆、海を通り抜け、皆、雲の中、海の中で、モーセに属するものとなる洗礼を授けられ、皆、同じ霊的な食物を食べ、皆が同じ霊的な飲み物を飲みました。彼らが飲んだのは、自分たちに離れずについて来た霊的な岩からでしたが、この岩こそキリストだったのです》。クリスチャンというのは、紅海を渡るように洗礼を受けて、マナを食し、岩から湧き出た水を飲んだように、イエスさまをあらわす聖餐をいただくようになったということであります。紅海を渡ることは、洗礼を受ける恵みに譬えられます。ヨルダン川はどうかといいますと、福音書を見ますとバプテスマのヨハネがヨルダン川で洗礼を授けていました。そこにイエスさまがおいでになって、洗礼を受けさせてもらいたいと申し出ます。ヨハネは戸惑いますが、イエスさまは正しいことを行うことはふさわしいことだと言われて、洗礼を受けられます。イエスさまが洗礼を受けられるということは、メシアとしての公の生涯に入られることであります。そして十字架に死なれ、復活されたイエスさまは、信じて洗礼を受ける者は救われると言われ、洗礼を授けなさいと命じられます。そういう意味で言いますと、ヨルダン川を渡るということも、洗礼を受ける恵みに譬えることができるかと思います。イスラエルの民がヨルダン川を渡る。そこから神の民としての新しい歩みが始まります。わたしたちがヨルダン川を渡るように洗礼を受ける。そこからクリスチャンとしての新しい歩みが始まります。ヨルダン川を渡ったならば、どうするのか。民数記33章では2つのことを命じています。

一つめは偶像礼拝を消し去ることです。51節からお読みします。《イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。ヨルダン川を渡って、カナンの土地に入るときは、あなたたちの前から、その土地の住民をすべて追い払い、すべての石像と鋳像を粉砕し、異教の祭壇をことごとく破壊しなさい》。ここには物騒なことが命じられています。ヨルダン川を渡ったら、その土地の住民を追い払いなさいとはなんということかと思います。実際には士師記を見ますと、イスラエルの民がカナンの地に住むようになっても、その土地の住民を追い払うことなどできませんでした。わたしたちがこのところを読むときには、どこに強調点が置かれているかを見なければなりません。旧約聖書のヘブル語には、強調する言い方があります。52節には2つの命令があります。一つが「追い払いなさい」、「粉砕しなさい」「破壊しなさい」はヘブル語では同じ言葉です。「消し去りなさい」という意味です。無きものにしなさい。この2つです。この聖書で強調されているのは、二つめの方です。偶像なる神々を消し去りなさい。粉砕しなさい、破壊しなさい。偶像礼拝の禁止です。

ヨルダン川を渡って入っていくカナンの地には、バアルの神やアシュトレとの神、ダゴンの神というような様々な偶像、高き所と呼ばれる異教の祭壇がありました。十戒の第二戒にあるように、聖書の信仰は偶像礼拝を拒否します。そういった偶像なる神々を消し去りなさい。これがヨルダン川を渡ったら取り組むことです。洗礼を受けてクリスチャンとなるというヨルダン川を渡ったら、様々な偶像礼拝を消し去りなさい。そこから解放されなさい。。数年前にタリバンやイスラム国の人々が、世界遺産であるような古代の石像や古代のメソポタミアの神々の像や神殿を破壊してしまったということがありました。イスラムの過激思想から偶像はだめだということになるのでしょうが、人類が育んできた文化遺産を認めることをしない。たいへん残念なことだと思います。日本にあてはめると、神社仏閣から道端にある道祖伸や御地蔵さん、御神木や自然界に宿る精霊崇拝、家にある仏壇、神棚、テレビや雑誌にある占いの類まで、様々な偶像なる神々があります。そういったものを粉砕し、破壊しなければならないのでしょうか。

たしかに洗礼を受けてクリスチャンとなり、まことに神はただおひとりであることを知り、ただ救いはイエスさまの十字架と復活によるところの罪の赦しのみにあることを信じて救われたクリスチャンは、偶像礼拝から解放されなければなりません。ではイスラム国やタリバンのように偶像を破壊したらよいのでしょうか。昔の宣教師は仏壇や神棚を壊しなさいと指導したそうですが、自分だけの問題ではありませんから、そういうことができる場合とできない場合があると思います。私たちの周りには偶像なる神々があります。毎朝テレビを見れば今日の占いがあります。大事なことは「消し去りなさい」ということです。わたしには関りがありません。わたしが祈るべき神々ではありません。ただ主イエス・キリストのみを見上げ、祈りをささげます。

二つめは嗣業を受け継がせることです。54節《氏族ごとに、くじを引いて、その土地を嗣業として受け継がせなさい。人数の多いものにはその嗣業の土地を多くし、少ないものには嗣業の土地を少なくしなさい。くじの当たったところがその所有となる。あなたたちの父祖以来の部族ごとに嗣業の土地を受け継がせなさい》。強調されるのは、嗣業の土地を受け継ぐことです。「嗣業」というのが、最近使われなくなってきているようで、新しい聖書協会共同訳では「相続地」と訳されています。34章にヨルダン川を渡ってからカナンの地に入ってからの嗣業の地のことが語られています。聖書地図3のカナンの定住を見ていただきますと様子がわかります。すでにヨルダン川の東側の地域にルベンの部族、ガドの部族、マナセの半部族が土地を得ていました。彼らはこの土地がちょうどよいということで申し出たわけです。そこで実際にはカナンの地は残りの9部族とマナセの半部族が定住していくことになります。南はシメオン部族から北はナフタリ部族までが分けられましたが、それぞれの嗣業の土地、相続地となります。嗣業の土地を相続する物語で有名なのは、ルツ記にあります。夫と息子を亡くしたナオミは、そのままでは夫の嗣業の土地を受け継げなくなってしまいますが、息子の妻であるルツが親類のボアズと結婚することでその嗣業の土地を手放さなくてよくなります。嗣業の土地を受け継ぐことはたいへん重要なことでした。たとえそれがイスラエルの民の一員であったとしても、他の部族のものとなってしまうことがないようにということが大切にされました。《父祖以来の部族ごとに嗣業の土地を受け継がせなさい》とはそういうことです。

嗣業の土地を受け継がせなさいというのは、ヨルダン川を渡った後の、カンナの地でのたんなる財産問題、相続問題ではありません。創世記12章でアブラハムが選ばれました。罪に落ちてしまった全人類を救わんとして、祝福を与えんとして、神さまがアブラハムを選ばれます。「わたしが示す地に行きなさい」との御言葉に従って、アブラハムがカンナの地に行くことになります。そして「あなたの子孫にこの土地を与える」との約束が与えられました。それゆえカナンの地は約束の地なのです。ヤコブは兄エサウから逃れてベテルの地で石を枕にしたとき、父祖アブラハムの神、イサクの神から、「あなたが今横たわっている土地をあなたとあなたの子孫に与える」との約束が与えられます。神がここにおられるのにわたしは知らなかったとここは神の家、天の門だと言って神さまに祈りをささげます。ヨルダン川を渡ると、そこはそうした神さまの約束の地です。神さまの祝福の約束の地です。アブラハムが選ばれて以来、全人類に祝福が、救いがもたらされるため約束の地です。たんなる財産問題、相続問題ではありません。全人類の救済問題です。嗣業の土地を受け継がせなさいということは、神さまの救いという嗣業を受け継がせないということです。自分が受け継ぐだけではなくて、受け継がせなさい。

新約聖書では、イエスさまの十字架と復活と復活よって与えられた救い、罪の赦しの救い、そしてイエスさまが神の国は近づいたと語られたように、神の国を受け継ぐ救いです。しばしば新約聖書では神の国を受け継ぐことが語られます。わたしたちクリスチャンの嗣業、受け継がせる相続は、神の国の福音です。イエスさまの十字架と復活の福音です。イエスさまの救いをいただいて神の国を受け継ぐ福音です。Ⅰペトロ1章3~4節に《わたしたちの主イエス・キリストの父である神が、ほめたたえられますように。神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え、また、あなたがたのために天に蓄えられている、朽ちず、汚れず、しぼまない財産を受け継ぐ者としてくださいました》と語られます。天に蓄えられている、朽ちず、汚れず、しぼまない財産を受け継ぐ者とされているのですから、この嗣業を受け継がせなさい。これがわたしたちの嗣業です。

ヨルダン川を渡ったたら、イエスさまの救いの恵みをいただいたら、どのように歩むのでしょうか。偶像礼拝を消し去りなさい。偶像なる神々の中でわたしたちは生きてるわけですが、わたしには関りがありません。わたしが祈るべき神々ではありませんと消し去りなさい。そしてただ主イエス・キリストのみを見上げ、祈りをささげなさい。さらにイエスさまが与えてくださった救いの恵みを、朽ちず、汚れず、しぼまない財産、神の国という嗣業を受け継がせなさい。(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 516(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝50名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会 牧師のみ

  ②今週の予定 8日:日本聖化協力会評議員会

         9日:ホ群常任委員会

        10日:聖書研究祈祷会(休会・各自で祈りをあわせましょう)

        12日:日本ケズィックコンベンション委員会、リバイバル祈祷会(牧師のみ)

        13日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「父の涙」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は〈掃除機〉と〈除菌拭き取り〉、土曜日は可能の方はお願いします(しばらくお休みします)。

       ・3月14日まで10時からの合同礼拝となっています。HPやファックス配信も用いてください。本日の教会役員会で今後のことを決定します。

・水曜日の聖書研究祈祷会はしばらく休会となりますので、各家庭で時を覚えてお祈りください。

・2月の東京聖書学校を覚える「学校デー献金」は65,000円をおささげしました。

・2月28日開催の教会総会は書面決議で開催されました。

・3月5日、東京聖書学校では卒業式が行われ、4月から教会に派遣されます。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時 30分:第1礼拝 合同礼拝に合流

 ・10時00分:合同礼拝 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷 

  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上、豊かにあるように アーメン

19.黙祷

日本基督教団 赤羽教会
〒115-0042 東京都北区志茂2-56-4 TEL03-3901-8939 FAX03-3901-8990
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