日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2021年5月30日聖日礼拝順序 聖霊降臨節第2聖日

大友 英樹牧師
2021年5月30日
ヨハネによる福音書 2章1-12節

202130聖日礼拝順序 聖霊降臨節第聖日

【三位一体聖日】

1. 黙祷

2.招詞 イザヤ6:3

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 137(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編99:1~9

6.祈り

7.新聖歌 408(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング 君は愛されるため生まれた(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 Ⅱコリント5章18

12.聖書 ヨハネ福音書2:1~12

13.説教 『水をくんだ僕』(声に出して朗読してください)  

 《三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた》とありますが、三日目とはイエスさまがフィリポとナタナエルを弟子とされてから三日目ということになります。イエスさまはガリラヤ地方にやってきて、カナという町での婚礼に出席されました(聖書地図6参照)。そこには母マリアがいました。マリアがぶどう酒のことで、イエスさまに語っていますので、母マリアは婚礼の客というよりも、手伝いをしていたのかもしれません。イエスさまは婚礼に招かれたということですから、何らかの関わりのある方の婚礼であったのでしょうが、その名前は分かりません。この婚礼のとき、11節に《イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現わされた》とあるように、イエスさまは最初のしるしを行われました。ヨハネの福音書は、イエスさまの奇跡の御業を「しるし」と呼んでいます。学者によって数え方があるようですが、六つまたは七つのしるしがあると言われます。そのしるしは、神の独り子としての栄光であって、イエスさまが神の子メシアであると信じるためになされたものです。このカナの婚礼での奇跡の御業も同じであります。

 婚礼というのは、いつの時代でも喜ばしいことであります。ユダヤの婚礼は、その喜びをともにするために、食事や飲み物が振舞われました。その婚礼のときは何日も続いたようですから、十二分に準備をして、誰もがその喜びにあずかることができるようにしていました。ぶどう酒はその中でも喜びの表現の象徴といってもよろしいもので、そのぶどう酒が足りなくなってしまったということは、非常事態に陥ったということを意味します。通常では十二分に用意しているはずですから、ぶどう酒が足りなくなることはないはずです。しかし起こるはずのことが起こってしまった。婚礼の裏方の動揺を思い描くことができます。そんな非常事態に母マリアはイエスさまのところにその窮状を伝えます。3節《ぶどう酒が足りなくなったので、母はイエスに「ぶどう酒がなくなりました」と言った》。母マリアはなぜイエスさまのところに来て報告をした理由は語られていません。イエスさまもそれに答えて、4節に《婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません》と語ります。母親が息子に語る、息子が母親に語るようなふだんの会話とは違います。よそよそしい感じもしますが、マリアはバプテスマのヨハネのところに行って、洗礼を受けて帰ってきたイエスさまに、それまでとは違う聖霊によるところの力を見て取ったのでありましょう。神の独り子としての栄光が輝いていると見たのでありましょう。マリアはその内にイエスさまが宿り、その子をイエスと名付けなさい、その子は聖なる者、神の子と呼ばれると告げされ、《お言葉どおり、この身になりますように》とすべてを受け入れました。イエスさまが12歳のときには、エルサレム神殿で学者たちの真ん中に座って、話したり質問したりして驚かせていたとき、神殿を指して《わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを知らなかったのですか》と言われるイエスさまの答えに驚きました。マリアはこのとき、聖霊によって神の子として生まれたイエスが、30歳となり、バプテスマのヨハネから洗礼を受けて、いよいよ公の生涯に、お生まれになった本来の働きに入られたことを見て取ったのでありましょう。そこでイエスさまのところに問題を持ってきたのであります。

 このマリアの姿は、なんと謙遜な姿でありましょうか。聖霊によって宿ったとはいえ、イエスさまは自分の息子であります。しかも自分の問題というよりも、「ぶどう酒がなくなりました」というのは、直訳すると「彼らはぶどう酒を持っていません」となりますから、婚礼の主役であり新郎新婦の問題なのです。マリア自身の問題ではありません。しかし謙遜にも、マリアは神の独り子としての栄光を現わしはじめられるイエスさまに、自分の問題ではなくて、新郎新婦の問題、その家族の問題、さらにはこのあとに登場します宴会の世話役の問題となりますが、その問題課題をイエスさまのところにもっていきます。それは自分の息子ということではなく、神の独り子としての栄光を現わそうとされるお方に、問題課題をもってきます。

 そこでイエスさまは最初のしるしを行われます。そこ会場にはユダヤの習慣に従って、きよめに用いる石の水がめが六つ置いてありました。それは100ℓぐらいはいる大きな水がめです。イエスさまはその水がめに、水をいっぱい入れなさいと言われます。六つ全部かは語られていませんが、聖書をみると複数形なので、二つ以上になりますが、六つあったということですから、六つの水がめに入れたのでありましょう。するとイエスさまは《さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持っていきなさい》と言われて、召し使いたちが水を持っていくと、それがぶどう酒に変わっていたというのです。しかもそれはよいぶどう酒でありました。そこで世話役は花婿を呼んで、「あなたはどうしてこんなによいぶどう酒を取っておかれたのですか」と問いただすほどよいぶどう酒でありました。この宴会の世話人にとっては、こんなよいぶどう酒を取っておくとはと驚くようなことでしたが、イエスさまは水をよいぶどう酒に変える奇跡をなさって、ぶどう酒が足りなくなってしまったということで、新郎新婦に非難が向きそうなところを変えられて、逆に彼らを高めることになりました。

 このよいぶどう酒のことは、世話役はもちろんですが、ほめられた新郎にとっても、それがどこから来たのかわからないものでした。そうした中で、聖書は9節に《このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていた》とあります。召し使いというのは、ここでは奴隷という言葉ではなくて、執事という意味の言葉になります。忠実に従う者です。マリアが召し使いたちに、《この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください》と命じましたが、そのとおり、召し使いたちは、この水がめに水を一杯に入れなさいと命じられればその通りにしました。100ℓも入る水がめですから、それに水を入れるのもなかなかたいへんです。そして水をいっぱいにすると、それをくんで持っていきなさいと言われ、世話役のところに行きます。彼らも水がどうしてぶどう酒に変わったのかはわからなかったでありましょう。その変わった瞬間を見たということでもなかったでしょう。しかし確かなことは、自分たちがイエスさまに従って、水がめに水をいっぱいに入れ、その水をくんで運んで行ったということです。《水をくんだ召し使いは知っていた》。彼らだけが知っていたのです。イエスさまに従って仕えた召し使いだけが知っていたのです。たしかに水がぶどう酒に変わったということを知っていたのです。どうしてかはわかりませんが、イエスさまがなしてくださったことを知っていました。それは水をくんだ召し使いたちさけが知ることができた恵みです。

 わたしたちは知りたいと思います。水がぶどう酒に変わるというようなことではなくても、イエスさまに従った者だけが知ることができる御業、神さまに祈った者だけが知ることができる御業ということがあるのだということです。来週は創立70周年記念礼拝となりますが、この70年の間、神さまに私たちの教会に素晴らしい御業を現わしてくださいました。赤羽教会になしてくださった神さまの素晴らしい御業でありましても、それはイエスさまに従った者だけが知ることができることだと思います。同じことを経験しても、「ああ、神さまの御業がなされたな」と感謝し、賛美することができるかどうかは、あなたがどれだけイエスさまに従っているかに鍵があるのだと思います。だからといって、決して赤羽教会の一員として自分のすべてを捨てて、献身して、イエスさま従って行きますというようにならなければならいということではありません。熱心であることは大切です。ヨハネ黙示録3章に「熱くもなく、冷たくもなく、生ぬるいので、わたしはあなたを口から吐きだそうとしている」とありますから、信仰は熱心であることは大切です。礼拝をささげること、賛美すること、祈ること、ささげること、すべての点で熱心であることは大切です。しかし《水をくんだ召し使いは知っていた》とあるように、その人にしかわからない、たとえ小さな見えないことであっても、イエスさまに従ったあなただけが知ることができる神さまの御業、神さまの恵みがあります。お互いは、水をくんだ召し使いは知っていたとあるようなクリスチャンになりたいと願います。水をくんだ僕として従った者、祈った者、ささげた者、信じた者だけが知る恵みに浴したいと思います。

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 392(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝47名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会(休会 牧師のみ)

  ②今週の予定 31日:hi-b.a高校生集会(オンライン)

          1日:ホ群ユース委員会

2日:聖書研究祈祷会(休会) Ⅰ:14時 Ⅱ:19時30分

          3日:東京聖書学校講義・教授会

          4日:こころの友伝道全国委員会

日本ケズィック委員会

北支区連合祈祷会

          5日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)

「聖書チャンネル BRIDGE」でも視聴できます。

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「わが魂の羊飼い」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は最終聖日礼拝後に行います。土曜日はしばらくお休みします。       

・緊急事態宣言が継続されるので、期間中の礼拝は「早朝礼拝」(7時)「合同礼拝」(10時)、「聖書研究祈祷会」も休会とします

/23(日)、礼拝後に「教会総会」(書面開催)を行いました。レターケースに総会報告を配布しました。ご確認ください。

・6月6日、創立70周年記念礼拝 説教:深谷春男師

創立記念礼拝から新しい聖書「聖書協会共同訳」が公用聖書となります(費用は受取ってからで結構です)。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時 30分:第1礼拝(合同礼拝に合流)

 ・10時00分:合同礼拝 説教)深谷師

        ・礼拝以外の集会は休会となります

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上、豊かにあるように アーメン

日本基督教団 赤羽教会
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