日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2021年6月20日聖日礼拝順序 聖霊降臨節第5聖日

大友英樹牧師
2021年6月20日
ヨハネ 2章13-22節

202120聖日礼拝順序 聖霊降臨節第5聖日

1. 黙祷

2.招詞 イザヤ56

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 19(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編14:1~7

6.祈り

7.讃美歌 146(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング わが魂の羊飼い(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 Ⅱコリント5章18

12.聖書 ヨハネ2:13~22

13.説教 『イエスの最大のしるし』(声に出して朗読してください)  大友英樹牧師

 過越祭が近づいたので、イエスさまはエルサレムに行かれました。過越祭は旧約聖書の出エジプト記にあるように、BC1290年頃、エジプトで多くの苦しみを経験していたイスラエルの民が、モーセを指導者としてエジプトから解放される、出エジプトの救いを経験したことに関わります。そこのときイスラエルの民は、小羊を屠って、その血を門に塗るようにと命じられました。その日、エジプトのすべての初子が打たれてしましますが、小羊の血が塗られている家にはその災いは過ぎ越され、イスラエルの民はエジプトから解放されることになります。過越祭はこの神さまの救いの出来事、出エジプトの救いを記念する祭りであります。それは春の祭りで、イスラエルの民の三大祭りの一つであります。ルカの福音書によれば、イエスさまは幼い頃から毎年、家族とともに過越祭にエルサレムに行かれていました。過越祭はイエスさまにとっては、慣れ親しんだ祭りでありました。

 幼少の頃よりエルサレムで祝ってきた過越祭でありますが、このときその過越祭でイエスさまは宮清めをなさいました。14節から読んでみます。《そして、神殿の境内で、牛や羊や鳩を売る者たちと両替人たちが座っているのをご覧になった。イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、鳩を売る者たちに言われた。「それをここから持って行け。私の父の家を商売の家としてはならない」》。他の福音書では、イザヤ書56章の御言葉を挙げて、「私の家はすべての民の祈りの家と呼ばれる。あなたがたはそれを強盗の巣にしてしまった」と続きますが、ヨハネは詩編69編の「あなたの家を思う熱情が私を食い尽くす」を挙げています。いずれでありましても、このときイエスさまは「私の家をどうするのか」という熱い思いをもって宮清めをされるのであります。

 過越祭のとき、人々は献げ物をしました。それが牛や羊であり、貧しい者でも手に入れることができる鳩であります。祭りに上る人々は献げ物を家から持参するわけではありません。神殿の境内で購入できたからです。また献金をするときにはは、外国の貨幣から両替しなければなりません。ですから両替人がいました。それは実際的で必要ごとでありました。しかしイエスさまの目には、それは強盗の巣であり、おおよそ祈りの家と呼ばれるにふさわしくないと見えたのでありましょう。突然、鞭で宮清めをはじめられます。大きな騒動になったことは言うまでもありません。

 ところで、わたしたちは聖書を読んでいて、他の福音書と明らかに違うところに戸惑いを覚えるのではないかと思います。このイエスさまの宮清めというのは、マタイ、マルコ、ルカ、そしてヨハネの福音書すべてに記されています。しかしマタイ、マルコ、ルカの福音書では、イエスさまが十字架にかけられるために、過越祭のときにエルサレムに入城されたところあります。イエスさまの生涯の最後のところです。しかしヨハネでは最初にあります。ヨハネは勘違いしてしまったのだろうか。他の福音書では。イエスさまが30歳のとき、神の国を宣べ伝える公の生涯に入られてからは、過越祭は十字架にかけられる前の1回しか出てきません。そのときにイエスさまは宮清めをされたとあります。一方のヨハネは公の生涯に入られたはじめの時に宮清めをされたと語ります。宮清めは公の生涯のはじめの時と十字架にかけられる終わりの時の2回あったのでしょうか。ヨハネの福音書には、過越祭は3回出てきます。イエスさまの公の生涯が3年間ということです。もしその最初のときに宮清めの騒動を起こしたとすれば、イエスさまはその後も過越祭や仮庵祭であるとか、何度もエルサレムに来ていますから、要注意人物として警戒されていたでありましょう。神殿の境内に入ることさえできなかったはずです。そうしますと、宮清めが2回あったというのも難しそうです。

 ルカの福音書ですと、そのはじめに「順序正しく書きます」とありますから、イエスさまの生涯を順序正しく伝記のように記していきます。しかしヨハネの福音書というのは、そういう順序正しくという点では違います。20章の終わりには、ヨハネの福音書の目的が記されています。《これらのことが書かれたのは、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じて、イエスの名によって命を得るためである》。この目的に沿って、伝記のように順序正しく書いていくというよりも、主題でまとめて書いていくところがあります。有名なところでは、13章~17章に最後の晩餐の時の様子が詳しく語られています。そしてその箇所に集中して、弁護者であり真理である聖霊のことが語られています。

ヨハネはある主題に沿って福音書を書いていきます。ある学者は1章~2章は、イエスさまの誕生から始まり、30歳の時バプテスマのヨハネから洗礼を受けて、神の国を宣べ伝える公の生涯に入られ、弟子たちを招かれ、しるしを行い、そしてその生涯の最後に宮清めをされて、ご自身の十字架と復活という最大のしるしを証しをされたと解釈しています。つまり1章~2章はイエスさまの生涯をコンパクトにまとめているということです。そうであれば、ヨハネがここにイエスさまの宮清めを置いているということも理解できるかと思います。

さて、宮清めの場面がどうしてここにあるのかということも大切ですが、もっと重大なことがあることを知らなければなりません。イエスさまは他の福音書にはない問答をしておられます。18節《ユダヤ人たちはイエスに、「こんなことをするからには、どんなしるしを私たちに見せるつもりか」と言った》。こんなことをする権威があるのか。しるしを見せよ、証拠を見せよというわけです。イエスさまは答えられます。《「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」それでユダヤ人たちは、「この神殿は建てるのに四十六年もかかったのに、三日で建て直すと言うのか」と言った》。目の前にある神殿は、ヘロデ大王がBC19年から改装した白く輝く壮麗な神殿でした。46年も改修工事をしているのですよ。それを3日で建て直すのですかという言葉には、呆れた様子もうかがえます。かみ合っていないのです。何がかみ合っていないのかというと、イエスさまが言われる「建て直す」ということです。イエスさまが神殿を建て直すと言われたときに、しるしを求めたユダヤ人は建物を建て直すと理解します。またイエスさまが最後の晩餐のあとに捕らえられて、ユダヤ人の裁判にかけられたとき、《この男は、「神の神殿を打ち倒し、三日あれば建てることができる」と言いました》と証言しています。このときも建物である神殿を建て直すと思っていました。

しかしイエスさまが「建て直す」とおっしゃっているのは、22節に説明されているように「復活する」ということなのです。「建て直す」と「復活する」というのは、同じ言葉まのです。ですからかみ合わないのも仕方がないところがあります。しかもイエスさまはエルサレムの神殿を指さしながら、《この神殿を壊してみよ。三日で建て直して見せる》と言われるのですから、かみ合わないのも無理はないことでありますよう。イエスさまは神殿を建て直すというのは、イエスさまは十字架の死から3日目に「復活する」とおっしゃったわけです。それがしるしであると言われます。ヨハネの福音書はしるしの福音書とも呼ばれます。7つほどのイエスさまのしるしが語られます。そしてそのしるしは、イエスが神の子メシアであることを指し示します。そのイエスさまのしるしの中でも最大もしるしがここにあります。それが十字架に死なれて、3日目に復活されるしるしです。イエスさまは水をぶどう酒に変えられる、病人を癒す、多くの者にパンを分け与えるとか、様々な驚くべきしるしを現わされます。しかしそんなしるしは、イエスさまの復活の前では小さなしるしにすぎません。イエスさまは神殿の礼拝は終わった。そしてご自身の復活された体である神殿の礼拝、教会の礼拝がはじまる。復活したイエス・キリストの臨在する教会の礼拝がはじまる。イエスさまの最大のしるしは十字架と復活です。全人類の罪の身代わりに十字架に死なれ、罪を赦さんために3日目に復活される。この最大のしるしを信じることが求められます。どのように信じることができるのでしょうか。聖書は語ります。22節《イエスが死者の中から復活されたとき、弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、聖書とイエスの語られた言葉とを信じた》。弟子たちも、イエスさまが宮清めをされたとき、それが分からなかったのです。いつ分かったのでしょうか。イエスさまが復活されてからです。イエスさまが復活されたとき、エルサレムには神殿が建っていました。しかしイエスさまのしるしは、「神殿の礼拝は終わった。復活されたイエスさまが臨在される教会の礼拝がはじまる」というしるしでした。そしてヨハネが福音書を書き記しているとき、エルサレムの神殿は破壊されていました。今日まで破壊されたままです。神殿の礼拝が終わったからです。旧約聖書の礼拝が終わったからです。新約聖書の礼拝がはじまった。イエスさまの復活という最大のしるしによって、教会の礼拝がはじまったのであります。弟子たちは十字架の死から3日目に復活されたイエスさまにお会いして、聖書とイエスの語られた言葉を信じたのであります。弟子たちと同じく、私たちは聖書を通してイエスさまが復活されたことを信じるのです。Ⅰコリント15章に《最も大切なこととして私があなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおり私たちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと》とあります。聖書に書いてあるとおり、イエスさまは十字架に死なれて三日目に復活してくださいました。私たちはこの聖書に書いてあるとおり、《聖書とイエスの語られた言葉とを信じた》とあるように、イエスさまの十字架と復活という最大のしるしを信じて、今日も復活されたイエスさまが臨在される礼拝をささげるものとさせていただいていることを感謝したいと思います。

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 427YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝50名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会(牧師のみ)

  ②今週の予定 21日:hi-b.a高校生集会(オンライン)

         22日:教区教師試験面接

23日聖書研究祈祷会(休会) Ⅰ:14時 Ⅱ:19時30分

         24日:東京聖書学校講義

         26日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)「聖書チャンネル BRIDGE」でも視聴できます

             ギャマノン

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「How Great Thou Art」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は最終聖日礼拝後に行います。土曜日はしばらくお休みします。       

・本日の礼拝は赤羽教会も属する「ホーリネスの群」(ホ群)の創立記念日(75周年)になります。

・緊急事態宣言が6/20で解除となるので、7月4日から「第1礼拝」(9時30分)・「第2礼拝」(10時45分)を再開します

・新しい聖書「聖書協会共同訳」の代金は、教師までお願いします。なお聖書を希

・6/26(土)は「ホ群弾圧記念日」です。79年前、キリスト再臨の信仰が天皇中心の国体を否定するとして、128名の教師が検挙、教会解散という国家の弾圧を受けました。

・6/27(日)、戦時中のホーリネス教会を覚えて、オンラインによる「弾圧記念聖会」が行われます。

 ④次週予告 ・7時:早朝礼拝

 ・9時 30分:第1礼拝(合同礼拝に合流)

 ・10時00分:合同礼拝 説教)大友師

        ・礼拝以外の集会は休会となります

        ・ホ群弾圧記念聖会(オンライン)

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上、豊かにあるように アーメン

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