日本キリスト教団 赤羽教会

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[礼拝説教]2021年6月27日聖日礼拝順序 聖霊降臨節第6聖日

大友英樹牧師
2021年6月27日
ヨハネ 3章1-15節

202127聖日礼拝順序 聖霊降臨節聖日

1. 黙祷

2.招詞 詩編1071~3

3.頌栄 60(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

4.新聖歌 140(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

5.詩編交読 詩編133:1~3

6.祈り

7.讃美歌 389(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

8.主の祈り

9.使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府(よみ)にくだり、三日目に死人のうちよりよみがへり、天に昇り、全能の父なる神の右に坐したまへり。かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審きたまはん。

我は聖霊を信ず。

聖なる公同の教会、聖徒の交はり、罪の赦し、身体(からだ)のよみがへり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。アーメン

10.ワーシップソング わが魂の羊飼い(YouTubeで検索してください)

11.教会聖句 Ⅱコリント5章18

12.聖書 ヨハネ3:1~15

13.説教 『新しく生まれなければ』(声に出して朗読してください)  大友英樹牧師

 本日はホーリネスの群の弾圧記念礼拝となっています。79年前の昨日、6月26日に治安維持法違反として、ホーリネス系の教会の牧師たちが一斉検挙を受けました。合計すると128名であります。戦時下にあって天皇中心の国体であった当時、キリストが再び来られる再臨のとき、天皇はどうなるのかと、天皇よりもキリストが支配するのかというこことで日本の国体を否定しているという嫌疑であります。当時のホーリネス教会は、日本が天皇中心主義であることは認めていたところがあります。それは平均的な日本人の考え方でありました。天皇を否定するなど考えてもしませんでした。神聖にして犯すべからずと尊んでいましたが、もちろん天皇は神であるとは考えておりません。聖書の唯一の神を信じていました。そこに信仰と国家が衝突します。天皇は神なのかと問われれば、神聖にして犯すべからずなので答えることははばかれると言うか、それとも否と答えざるをえません。取り調べで何を語っても聞いてくれない。筋書きどおりに取り調べがなされて、筋書きどおりでなければ恫喝される。話がかみ合わないのです。圧倒的な国家権力により、牧師は裁判にかけられ、教会には解散命令がくだります。同じ容疑で検挙され、裁判を受けた無教会のクリスチャンがいましたが、彼は無罪となりました。一方、同じ容疑で検挙され、裁判を受けたホーリネスの牧師たちには有罪判決がくだりました。しかしその裁判官は同じ人物でした。一方は無罪とし、他方は有罪とする。治安維持法違反が組織を壊滅することを目的としていることからすれば、そうした判決がくだされることは当然だったのでありましょう。今日、皆さんにはホーリネスの群のリーダーでありました小原十三司先生のプリントを配布させていただきましたので、弾圧の出来事を心に刻んでいただければと思います。

 さて今日の聖書箇所ですが、イエスさまとニコデモの会話の場面ですが、この会話もかみ合わないものとなっています。イエスさまは新しく生まれること、新生すること、これがなくては神の国を見ることも、入ることもできないと言われますが、ニコデモとはかみ合いません。「新しく生まれる?そんなことができるのか、もう一度母親の胎に入って生まれることはできるわけがないですか」と言うわけです。イエスさまは新しく生まれる、新生するということを求められます。しかしうまくかみ合わない。それがどうしてなのか、イエスさまは何を求めておられるのか。そこで今日は新しく生まれるといことを取り上げたいと思います。

 まず第1に新しく生まれるとはどういうことなのでしょうか。イエスさまは《新たに生まれなければ、神の国を見ることができない》と言われます。新しく生まれるというこは、神の国を見る、さらには神の国に入るということになります。週報の右上に記していますが、今月はホーリネスの群では四重の福音強調月間となっています。四重の福音というのは、新生・聖化・神癒・再臨という4つでありますが、それは救われるとはどういうことなのかということを端的に表現しものです。聖書が語る救いというのは、様々な語り方、経験があります。そういうことを単純化して、明確にして、救われるということは、まず新しく生まれ変わることから始まる、そして2つめに救われたクリスチャンの生涯は、きよくされていくという聖化、3つめに肉体を持つわたしたちは様々な病や弱さを経験しますが、神さまの癒しをいただいて、守りをいただいて命が与えられています。そして究極的には神の癒しというのは、4つめのイエスさまが再びおいでになる再臨のとき、神の国が到来するとき、永遠の命をいただいて、復活の体をいただいて、朽ちることのない霊の体とよばれる栄光の体に変えられる、それを栄化されるといいます。新生からはじまって、聖化されて、神の癒し、守りをいただいて、やがてイエスさまが再びおいでにある再臨との時、栄光の体に変えられる。救いというのは、新生、聖化、神癒、再臨という四重の福音の道を通っていくことです。その第1の、救いにとっての土台となるのは、新しく生まれるということです。

 このニコデモは《ファリサイ派の一人で、…ユダヤ人たちの指導者であった》とあります。指導者というのは、他の聖書では議員なっています。ユダヤのサンヘドリンという議会、聖書では最高法院となっていますが、その議員であります。権威があり、有力者であります。そんなニコデモが、夜イエスのもと来て語りかけます。《先生、私どもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、誰も行うことはできないからです》。2章23節からのところに《過越祭の間、イエスがエルサレムにおられたとき、そのなさったしるしを見て、多くの人がイエスの名を信じた。しかし、イエスご自身は、彼らを信用されなかった…イエスは何が人の心の中にあるかをよく知っておられたのである》とあります。イエスさまを信じた人たちが多くいたけれども、イエスさまはそれを信用していなかった。俄かファンということがありますが、イエスさまを信じたといっても、それは曖昧な感じだった、はっきりしていなかったということです。ニコデモもそんな一人であったようです。夜イエスさまのところに来たように、ユダヤの議員ですから、周りに知られないように、ひそかにイエスさまの所に来ます。イエスさまを信じているようですが、ニコデモはイエスさまは教師であると言います。ニコデモはこの後、7章と19章に登場しますが、だんだんとイエスさまを信じるということが明確になっていく姿を見ることができます。しかしこのときは、イエスさまが新しく生まれなければと言われるとき、それが分かりませんでした。話がかみ合いませんでした。

 神の国というのはこの地上の国ではありません。主の祈りで、「天にましますわれらの父よ」「御国を来らせたまえ」「御心が天になるごとく、地にもなさせたまえ」と祈りますように、神の国というのは、神さまの支配されるところで、神さまの御心が十全に満たされているところであります。聖書が語る救いというのは、その神の国の一員とされることです。その中に入ることです。そのために求められることが、新しく生まれることであります。ここでニコデモは混乱してしまいます。もう一度母親の胎から生まれることなどできるでしょうかと話がかみ合わなくなってしまいます。2章の宮清めのところでも、「建て直す」という言葉でイエスさまとユダヤ人の間で話が合わなくなってしまいました。イエスさまのその言葉で「よみがえる」と言われたのに、ユダヤ人は「建て直す」と理解したのでありました。ここでも同じことが起こっています。イエスさまは「新たに生まれなければ」と語れます。ニコデモは時間で考えました。もう一度母親の胎に戻ると考えたわけです。それはもちろんできません。ニコデモは常識的な答えをします。イエスさまが言われるのはそういう意味ではありません。「新しく生まれる」とは、「上から生まれる」ということです。アノーセンという言葉ですが、イエスさまは新しいというのは「上から」という意味で語られ、ニコデモは「もう一度」という意味で受けとめる。ですから話がかみ合わないのです。

 そこでイエスさまは「新しく」ということ、「上から」ということを言い換えられます。5節《よくよく言っておく。誰でも水と霊とから生まれなければ、神の国に入ることはできない》。新しく生まれるために、上から生まれるために、つまりそれは神さまによって新しく生まれるため、洗礼を受けること、そして聖霊の注ぎをいただくことですと語られます。新しく生まれるということは、神の国に入ることだ。そのために上から、神さまが備えてくださっているのが、洗礼であり聖霊の注ぎである。聖霊によらなければ、誰もイエスは主であると告白できないからです。

 それでもニコデモは分かりません。イエスさまが語られるように、洗礼式において、水と聖霊が一体となって、私たちを新しく生まれさせてくださるのであります。上から、神さまが新しくしてくださるのであります。ですから洗礼を受けることなしに救いはないのです。もちろん洗礼を受ける前にイエスさまを信じるわけでありますが、洗礼を受けることで私たちは信じていることをはっきりさせ、新しく生まれ変わったことをはっきりさせることになります。新しく生まれ変わったかどうかは、洗礼を受けているということにあらわれます。宗教改革者のルターは、しばしばサタンから「お前は本当に救われているのか」と誘惑を受けたと言います。そのとき、「わたしは洗礼を受けている」と言ってサインペンのインクを壁に投げつけて、サタンの誘惑を断ち切ったという逸話があります。洗礼を受けているということは、わたしは新しく生まれた者とされているという根拠です。自分が新しく生まれ変わっているのかどうか、不安になるようなとき、ルターのように「わたしは洗礼を受けている」とはっきりと宣言したいものです。

 最後に、それでもわからないニコデモにイエスさまは、あなたが新しく生まれるために、上から、神さまから生まれるために、水と霊とによって、洗礼によって新たに生まれるために、天から降って来たわたしの使命を語ろうと言われます。新しく、上から、神さまから生まれるために、上から、天から降って来たこのわたしがしなければならない使命を語ろうと言われます。14節からお読みします。《そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである》。イエスさまがやがてかかられる十字架であります。3年後にイエスさまが十字架に死なれたとき、ニコデモはイエスさまを墓に納める奉仕をしました。ニコデモが新しく生まれるために、上から、神さまから新しく生まれるために、そしてイエスさまを信じて、洗礼を受けて新しく生まれるために、イエスさまは十字架に死んでくださいました。わたしはそのために天から降って来たのだとご自身の使命を語られます。イエスさまを信じる者が皆、永遠の命をいただいて、神の国に入ることができる道を開いてくださいました。イエスさまは御自身の命を十字架にささげてくださいました。わたしたちが救われるために、新しく生まれ変わるために、神の国の一員とされるために、そのご自身の使命を果たしてくださいました。

(応答の祈りをしてください)

14献金(後日、礼拝に来られた時に献金してください。教会の口座に送金することもできます)

讃美 新聖歌 265YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

15.感謝の祈り 

16.報告

  ①先週集会 礼拝51名(HP・メール・faxの方を含む)

聖書研究祈祷会(牧師のみ)

  ②今週の予定 28日:hi-b.a高校生集会(オンライン)

         29日:教区婦人部全体集会・ホ群常任委員会

30日:キングスガーデン礼拝

聖書研究祈祷会(再開) Ⅰ:14時 Ⅱ:19時30分

         7/1日:東京聖書学校講義・教授会

          2日:北支区連合祈祷会

3日:ライフライン(8時・テレビ埼玉)「聖書チャンネル BRIDGE」でも視聴できます

             ギャマノン

  ③教会便り ・ユースにお勧め賛美動画「御名を掲げて」

        ・メールやファックスでの礼拝人数は把握できますが、HPでの人数が把握できませんので、お手数ですがメールで「HPで礼拝しました」と送信してください。

メール pastor@akabanechurch.jp fax 03-3901-8990

        ・先週献金くださった方の献金は、本日の礼拝でささげます

       ・会堂掃除(礼拝後・土曜日):礼拝後は最終聖日礼拝後に行います。土曜日はしばらくお休みします。       

・緊急事態宣言が6/20で解除となるので、7月4日から「第1礼拝」(9時30分)・「第2礼拝」(10時45分)を再開します

・6/26(土)は「ホ群弾圧記念日」です。79年前、キリスト再臨の信仰が天皇中心の国体を否定するとして、128名の教師が検挙、教会解散という国家の弾圧を受けました。本日は戦時中のホーリネス教会を覚えて「弾圧記念礼拝」、オンラインによる「弾圧記念聖会」(浦和別所教会YouTube配信)が行われます。

 ④次週予告 

・7時:早朝礼拝【聖餐式】

 ・9時 30分:第1礼拝 説教)岡田師【聖餐式】

 ・10時45分:第2礼拝 説教)大友師 【聖餐式】

        ・礼拝以外の集会は休会となります

17.頌栄 新聖歌63(YouTubeまたは「MP3&詞 聖歌・讃美歌」で検索してください)

18.祝祷  主イエス・キリストの恵み、父なる神の愛、聖霊の交わりが、あなたがた一同の上、豊かにあるように アーメン

日本基督教団 赤羽教会
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